\ 妊娠10週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠10週。
赤ちゃんは、頭・手・足などのパーツがそろいはじめ、“小さな人”らしい姿が見えてくる頃です。
画面越しに映るその姿に、「本当に赤ちゃんがいるんだ…」と実感がふっと深まる方も多いかもしれませんね。
一方で、つわりや体調のゆらぎが続いて、
「まだまだしんどいな…」「気持ちが追いつかない…」という日もあるかもしれません。
でも大丈夫。
あなたの体は、ちゃんと“赤ちゃんのために必要な働き”を続けてくれているんです◎
ここからは、妊娠10週の赤ちゃんの成長や、体調の変化、過ごし方のヒントを、現役助産師の視点からお伝えしていきます!
妊娠10週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠10週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠10週目は 妊娠3ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠10週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
膣エコー

みなみ
妊娠10週は、赤ちゃんの姿が「人らしさ」をぐんと増してくる週。
これまで見えにくかった部分がはっきりしてきて、
エコーを通して「今ここにいるんだ」と感じられる瞬間がぐっと近づいてきます*
\ 膣エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさは約3〜4cmに
妊娠10週の赤ちゃんは、約3〜4cmほどに成長。
頭・体・手足のバランスが少しずつ整ってきて、シルエットも“赤ちゃんらしさ”が増してきます◎
CRL(頭殿長)の測定で、週数や成長の具合を確認します。
- 手足がぴょこんと見えてくることも
この時期、エコーで小さな手足がぴょこっと動いている様子が見えることも♡
指先はまだ分かりにくいですが、赤ちゃんが“自分のペースで動きはじめている”証でもあります。
- 心拍の確認で、順調な経過をしっかり見守る
ピコピコと規則的に動く心臓は、「元気に育っている」サインそのもの。
回数やリズムに問題がないかを確認しながら、ママの安心にもつながる時間になります◎
- 子宮の状態・出血の有無・頸管の長さなどもあわせてチェック
この頃には、子宮の大きさや位置も変化してきます。
出血の有無や、子宮頸管の状態もあわせて確認し、無理のないペースで過ごせているかを見守っていきます*

みなみ
エコーに映る“命らしい姿”に、胸がじんわりすることもあるかもしれません。
「ちゃんと動いてる」「育ってる」
その小さな変化が、ママの中の“つながり”を、少しずつ深めてくれますね*
妊娠10週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠10週目によく起こる症状 /
胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘 痔
妊娠10週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
妊娠10週の赤ちゃんは、大きさが約3〜4cmに。
姿かたちだけでなく、内臓や神経などの“中身”もぐんぐん発達していく時期です。
“胎芽”から“胎児”へ、しっかりとステップアップしている大切な週です*
\ 妊娠10週の赤ちゃんの成長 /
- 姿は“小さな人”にどんどん近づいていく
頭・体・手足の形が整いはじめ、赤ちゃんらしいバランスに。
まぶた・鼻の穴・耳の外側なども形になってきて、お顔のパーツも少しずつわかるようになっていきます◎
- 手足が動き始める赤ちゃんも
この頃には、筋肉や神経の発達が進み、手足を自分で動かす準備が始まります。
「ピクッ」と動いたり、小さく跳ねるような動きが見えることもあり、
エコーでその様子が映ると、「あ、元気にしてるんだな」って嬉しくなりますよね*
- 内臓の配置が進み、働きはじめる臓器も
肝臓・胃・腎臓などの臓器が、それぞれの位置におさまり、役割を少しずつスタート。
腎臓では尿をつくり始め、羊水の循環にも関わっていくようになります。
- 脳や神経は、より複雑に発達していく
脳は左右の半球に分かれ、神経細胞がぐんぐん増える時期。
ここで作られる神経の土台が、**“赤ちゃんらしい反応”や“動きの感覚”につながっていきます◎

みなみ
ほんの数センチの体に、“生きるしくみ”がどんどん備わっていく──
それだけで、なんだか胸がいっぱいになりますよね。
赤ちゃんはまだお腹の中だけど、
「ちゃんと自分の力で育っていこうとしてるんだな」
そんなふうに感じられる週かもしれません⭐︎
妊娠10週目に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠10週は、赤ちゃんの成長がぐっと進む一方で、ママの体調も大きく揺れやすい時期。
つわりのピークが続いていたり、気分が落ち込みやすくなったり、
「しんどさの中にいる自分」を責めたくなる日もあるかもしれません。
でも、それでもちゃんと前に進んでる。
“今日を乗り越えた”それだけで、もう立派にがんばってるんです◎
\ 妊娠10週に気をつけること /
- つわりがピークのまま続いている方も多い時期
この頃は「いつまで続くの…」と先が見えずに不安になることも。
朝だけでなく、夕方や夜に気持ち悪くなる方もいます。
自分に合う対処法を探しながら、“ラクになれる瞬間”を大切にしてくださいね。
- 食べられるときに、食べられるものを
白ごはんがダメでも、フルーツやパンなら大丈夫だったり。
体が受けつけるタイミングと内容は日によって違います。
「今日もこれなら食べられた」それだけで十分◎
- におい・音・人の気配に敏感になることも
感覚が敏感になることで、においや音、人の気配に疲れてしまうことも。
なるべく静かな空間や、自分が安心できる場所を見つけてみましょう。
“ちょっと離れる”“ひとりになる”も、立派なセルフケアです。
- 出血や下腹部痛があるときは迷わず相談を
少量の出血でも、不安なときは早めに受診して大丈夫です。
「念のため聞いてみたい」だけでも、医師や助産師に話してみてOK◎
安心材料をひとつずつ増やしていきましょう。
- 心の波も、ゆるやかに見守ってあげて
なんでもないことで泣いたり、理由のない不安に襲われたり。
それはホルモンの影響であり、妊娠という大きな変化を受け止めている証です。
「今日はちょっとつらかったな」そんな自分を肯定してあげてくださいね*

みなみ
どんな1日でも、“今日を越えた”というだけで、ちゃんと前に進んでいます。
赤ちゃんは今、ママのがんばりをちゃんと受け取って育ってくれていますよ**
妊娠10週目にすべきこと

みなみ
この時期は、つわりが強くて思うように動けない日もあるかもしれません。
でも、“すべきこと”は、体調と相談しながらで大丈夫◎
少し余裕があるときに、できそうなことからで十分です!
\ 妊娠10週にすべきこと /
- 妊婦健診の補助券や診察スケジュールを確認する
母子手帳と一緒にもらった受診券の使い方を確認しておくと、健診のときに慌てずに済みます。
次回の診察日や必要な持ち物も、メモしておくと安心◎
- 分娩予定の産院を少しずつ検討しても◎
まだの方は、通いやすさ・出産スタイル・入院環境などを参考にしながら、
“なんとなく”の候補を持っておくと、後の予約がスムーズに。
人気の産院は早めに満席になることもあるので、確認だけでもOKです♪
- 母子手帳や記録アプリに気軽に記録してみる
「気分がよかった時間帯」「食べられたもの」「眠気の強さ」など、
ちょっとしたことを記録しておくと、自分の変化に気づけたり、健診時の会話にも役立ちます◎
きちんと書かなくてOK。短くても十分意味がありますよ♡
- 出血・お腹の張りなど気になる症状をメモしておく
症状に波があると、いざ診察のときに伝えそびれてしまうことも。
「いつ・どんなふうに気になったか」を簡単にメモしておくと、先生にも伝えやすくなります。
- パートナーや家族と少しずつ気持ちを共有する
つわりがしんどいこと、気持ちの波があること…「話すことで気持ちが軽くなる」こともあります。
全部を伝えきれなくても、「今日はちょっときつかった」だけでも◎

みなみ
“やれていないこと”より、“やれたこと”に目を向けて。
赤ちゃんもママも、今は“準備中”。
焦らず、自分のペースで一歩ずつ進んでいければ、それで大丈夫です◎
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