【現役助産師解説】妊娠10週の妊婦の症状・体の変化・赤ちゃんの成長

妊娠早見表

\ 妊娠10週目のポイントはコチラ /

何ヶ月に相当?妊娠3ヶ月
妊婦健診の頻度妊娠4週間に1回
妊婦健診の内容尿の検査血圧測定
体重測定膣エコー
赤ちゃんの大きさいちごくらいの大きさ
身長:約3.1cm
赤ちゃんの成長・赤ちゃんの姿に“赤ちゃんらしさ”が増してくる
・筋肉や神経の発達が進み、手足が動き出す準備がスタート
・肝臓・腎臓などの臓器が働きはじめ、羊水の循環にも関与
・脳や神経がより複雑になり、今後の動きや反応の土台に
体に起こる症状胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘
注意すること・つわりのピークで動けない日が続いても心配いらない
・食べられるものを少しずつでも摂れていればOK
・感覚が敏感になることでのストレスは“離れる工夫”で和らげて
・不安な症状があれば、すぐ相談して安心を得て◎
・気分の落ち込みは自然なこと。自分を責めずに過ごして
ToDoリスト・受診スケジュールや持ち物の確認で健診もスムーズに
・分娩先の候補を無理のない範囲で考え始めて◎
・体調や食事など、ざっくりメモしておくだけでも役立つ
・気になる症状は簡単に記録しておくと伝えやすい
・「今日はちょっときつかった」だけでも共有することで気持ちが軽くなる

\ この記事を書いた人 /

大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師

– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア

みなみをフォローする

妊娠10週。
赤ちゃんは、頭・手・足などのパーツがそろいはじめ、“小さな人”らしい姿が見えてくる頃です。
画面越しに映るその姿に、「本当に赤ちゃんがいるんだ…」と実感がふっと深まる方も多いかもしれませんね。

一方で、つわりや体調のゆらぎが続いて、
「まだまだしんどいな…」「気持ちが追いつかない…」という日もあるかもしれません。

でも大丈夫。
あなたの体は、ちゃんと“赤ちゃんのために必要な働き”を続けてくれているんです◎

ここからは、妊娠10週の赤ちゃんの成長や、体調の変化、過ごし方のヒントを、現役助産師の視点からお伝えしていきます!

妊娠10週目で知っておきたいこと

まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール病院での検査について簡単に整理しておきましょう!

妊娠10週目は何ヶ月?

みなみ
みなみ

妊娠10週目は 妊娠3ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。

\ 妊娠週数の見方 /

妊娠月数妊娠週数
妊娠1ヶ月0〜3週
妊娠2ヶ月4〜7週
妊娠3ヶ月8〜11週
妊娠4ヶ月12〜15週
妊娠5ヶ月16〜19週
妊娠6ヶ月20〜23週
妊娠7ヶ月24〜27週
妊娠8ヶ月28〜31週
妊娠9ヶ月32〜35週
妊娠10ヶ月36〜40週

妊婦健診の頻度

みなみ
みなみ

ちなみに妊婦健診の頻度はこんな感じ!

\ 妊婦健診の頻度 /

妊娠初期(〜23週頃)4週間に1回
妊娠中期(24〜35週頃)2週間に1回
妊娠後期(36週以降)1週間に1回

妊娠10週に行う検査

\ 妊婦健診で行う検査 /

検査内容検査をする目的正常値
尿の検査尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるためどちらも陰性
血圧測定血圧の変動を確認するため140/90mmHg未満
体重測定体重の推移を記録するため週に300〜500g

膣エコー

みなみ
みなみ

妊娠10週は、赤ちゃんの姿が「人らしさ」をぐんと増してくる週。
これまで見えにくかった部分がはっきりしてきて、
エコーを通して「今ここにいるんだ」と感じられる瞬間がぐっと近づいてきます*

\ 膣エコーで何を見てる? /

  • 赤ちゃんの大きさは約3〜4cmに
    妊娠10週の赤ちゃんは、約3〜4cmほどに成長。
    頭・体・手足のバランスが少しずつ整ってきて、シルエットも“赤ちゃんらしさ”が増してきます◎
    CRL(頭殿長)の測定で、週数や成長の具合を確認します。
  • 手足がぴょこんと見えてくることも
    この時期、エコーで小さな手足がぴょこっと動いている様子が見えることも♡
    指先はまだ分かりにくいですが、赤ちゃんが“自分のペースで動きはじめている”証でもあります。
  • 心拍の確認で、順調な経過をしっかり見守る
    ピコピコと規則的に動く心臓は、「元気に育っている」サインそのもの。
    回数やリズムに問題がないかを確認しながら、ママの安心にもつながる時間になります◎
  • 子宮の状態・出血の有無・頸管の長さなどもあわせてチェック
    この頃には、子宮の大きさや位置も変化してきます。
    出血の有無や、子宮頸管の状態もあわせて確認し、無理のないペースで過ごせているかを見守っていきます*
みなみ
みなみ

エコーに映る“命らしい姿”に、胸がじんわりすることもあるかもしれません。
「ちゃんと動いてる」「育ってる」
その小さな変化が、ママの中の“つながり”を、少しずつ深めてくれますね*

妊娠10週目のママの症状

みなみ
みなみ

今感じている症状は、ありますか?

\ 妊娠10週目によく起こる症状 /
 胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘

妊娠10週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
みなみ

妊娠10週の赤ちゃんは、大きさが約3〜4cmに。
姿かたちだけでなく、内臓や神経などの“中身”もぐんぐん発達していく時期です。
“胎芽”から“胎児”へ、しっかりとステップアップしている大切な週です*

\ 妊娠10週の赤ちゃんの成長 /

  • 姿は“小さな人”にどんどん近づいていく
    頭・体・手足の形が整いはじめ、赤ちゃんらしいバランスに。
    まぶた・鼻の穴・耳の外側なども形になってきて、お顔のパーツも少しずつわかるようになっていきます◎
  • 手足が動き始める赤ちゃんも
    この頃には、筋肉や神経の発達が進み、手足を自分で動かす準備が始まります。
    「ピクッ」と動いたり、小さく跳ねるような動きが見えることもあり、
    エコーでその様子が映ると、「あ、元気にしてるんだな」って嬉しくなりますよね*
  • 内臓の配置が進み、働きはじめる臓器も
    肝臓・胃・腎臓などの臓器が、それぞれの位置におさまり、役割を少しずつスタート。
    腎臓では尿をつくり始め、羊水の循環にも関わっていくようになります。
  • 脳や神経は、より複雑に発達していく
    脳は左右の半球に分かれ、神経細胞がぐんぐん増える時期。
    ここで作られる神経の土台が、**“赤ちゃんらしい反応”や“動きの感覚”につながっていきます◎
みなみ
みなみ

ほんの数センチの体に、“生きるしくみ”がどんどん備わっていく──
それだけで、なんだか胸がいっぱいになりますよね。

赤ちゃんはまだお腹の中だけど、
「ちゃんと自分の力で育っていこうとしてるんだな」
そんなふうに感じられる週かもしれません⭐︎

妊娠10週目に気をつけること・過ごし方

みなみ
みなみ

妊娠10週は、赤ちゃんの成長がぐっと進む一方で、ママの体調も大きく揺れやすい時期。
つわりのピークが続いていたり、気分が落ち込みやすくなったり、
「しんどさの中にいる自分」を責めたくなる日もあるかもしれません。

でも、それでもちゃんと前に進んでる。
“今日を乗り越えた”それだけで、もう立派にがんばってるんです◎

\ 妊娠10週に気をつけること /

  • つわりがピークのまま続いている方も多い時期
    この頃は「いつまで続くの…」と先が見えずに不安になることも。
    朝だけでなく、夕方や夜に気持ち悪くなる方もいます。
    自分に合う対処法を探しながら、“ラクになれる瞬間”を大切にしてくださいね。
  • 食べられるときに、食べられるものを
    白ごはんがダメでも、フルーツやパンなら大丈夫だったり。
    体が受けつけるタイミングと内容は日によって違います。
    「今日もこれなら食べられた」それだけで十分◎
  • におい・音・人の気配に敏感になることも
    感覚が敏感になることで、においや音、人の気配に疲れてしまうことも。
    なるべく静かな空間や、自分が安心できる場所を見つけてみましょう。
    “ちょっと離れる”“ひとりになる”も、立派なセルフケアです。
  • 出血や下腹部痛があるときは迷わず相談を
    少量の出血でも、不安なときは早めに受診して大丈夫です。
    「念のため聞いてみたい」だけでも、医師や助産師に話してみてOK◎
    安心材料をひとつずつ増やしていきましょう。
  • 心の波も、ゆるやかに見守ってあげて
    なんでもないことで泣いたり、理由のない不安に襲われたり。
    それはホルモンの影響であり、妊娠という大きな変化を受け止めている証です。
    「今日はちょっとつらかったな」そんな自分を肯定してあげてくださいね*
みなみ
みなみ

どんな1日でも、“今日を越えた”というだけで、ちゃんと前に進んでいます。
赤ちゃんは今、ママのがんばりをちゃんと受け取って育ってくれていますよ**

妊娠10週目にすべきこと

みなみ
みなみ

この時期は、つわりが強くて思うように動けない日もあるかもしれません。
でも、“すべきこと”は、体調と相談しながらで大丈夫◎
少し余裕があるときに、できそうなことからで十分です!

\ 妊娠10週にすべきこと /

  • 妊婦健診の補助券や診察スケジュールを確認する
    母子手帳と一緒にもらった受診券の使い方を確認しておくと、健診のときに慌てずに済みます。
    次回の診察日や必要な持ち物も、メモしておくと安心◎
  • 分娩予定の産院を少しずつ検討しても◎
    まだの方は、通いやすさ・出産スタイル・入院環境などを参考にしながら、
    “なんとなく”の候補を持っておくと、後の予約がスムーズに。
    人気の産院は早めに満席になることもあるので、確認だけでもOKです♪
  • 母子手帳や記録アプリに気軽に記録してみる
    「気分がよかった時間帯」「食べられたもの」「眠気の強さ」など、
    ちょっとしたことを記録しておくと、自分の変化に気づけたり、健診時の会話にも役立ちます◎
    きちんと書かなくてOK。短くても十分意味がありますよ♡
  • 出血・お腹の張りなど気になる症状をメモしておく
    症状に波があると、いざ診察のときに伝えそびれてしまうことも。
    「いつ・どんなふうに気になったか」を簡単にメモしておくと、先生にも伝えやすくなります。
  • パートナーや家族と少しずつ気持ちを共有する
    つわりがしんどいこと、気持ちの波があること…「話すことで気持ちが軽くなる」こともあります。
    全部を伝えきれなくても、「今日はちょっときつかった」だけでも◎
みなみ
みなみ

“やれていないこと”より、“やれたこと”に目を向けて。
赤ちゃんもママも、今は“準備中”。
焦らず、自分のペースで一歩ずつ進んでいければ、それで大丈夫です◎

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