\ 妊娠11週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠11週。
赤ちゃんは、“小さな人”としての姿がぐっと整ってきて、
動いたり、ジャンプしたり、元気な様子がエコーで見えるようになる時期です。
でもママの体は、まだまだつわりがつらかったり、気分の波が大きかったり…。
「あと少しって言われても、今がつらいんだよなぁ」そんな気持ちになることもありますよね。
だからこそ、“今の自分をいたわること”も、ちゃんと赤ちゃんのためになっているということを、どうか忘れないでくださいね*
ここからは、妊娠11週の赤ちゃんの様子や、ママが少しでも穏やかに過ごすためのヒントを、現役助産師の視点からお届けしていきます!
妊娠11週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠11週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠11週目は 妊娠3ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠11週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
膣エコー

みなみ
妊娠11週は、赤ちゃんの体がより“人らしく”見えてくる時期。
エコーでは、小さな手足の動きや、おなかや頭の丸みなど、
“育ってきている”ことを実感できるサインがたくさん見えてきます*
\ 膣エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさは約4〜5cmに
この頃の赤ちゃんは、約4〜5cmほどに成長。
頭の丸みや背骨のラインも見えやすくなり、体の輪郭がくっきりしてきます◎
CRL(頭殿長)を測って、週数とのズレがないかもチェックしていきます。
- 元気に動く様子が見えることも
赤ちゃんはこの頃、すでに自発的に体を動かせるようになっていて、ぴょこっとジャンプしたり、小さくくるっと回ったりすることも。
ママにはまだ胎動として感じられないけれど、「元気にしてるんだな」と嬉しくなる瞬間です♡
- 手足の形もはっきりしてくる
ヒレのようだった手足が分かれて、指の形がわかるようになってきます。
エコーの角度によっては、小さなおててをバンザイしているように見えることもありますよ*
- 胎盤やへその緒の状態も大切なチェックポイント
この頃から、胎盤が赤ちゃんの生命線として本格的に働きはじめます。
胎盤の位置や厚み、へその緒の状態も確認しながら、赤ちゃんにしっかり酸素や栄養が届いているかを見守っていきます◎

みなみ
赤ちゃんの成長がぐんと進むこの時期は、
画面に映る姿も「もう赤ちゃんだ…」と感じることが増えてきます。
その一瞬一瞬が、ママの心に小さな安心や喜びをくれる時間になります*
妊娠11週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠11週目によく起こる症状 /
胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘 痔
妊娠11週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
妊娠11週の赤ちゃんは、大きさが約4〜5cm、体重は7〜10gほどに。
見た目はぐっと“赤ちゃんらしく”なってきて、
体の内側でも、驚くほどたくさんの発達が進んでいる時期です◎
\ 妊娠11週の赤ちゃんの成長 /
- 顔のパーツがはっきりしてくる
おでこが広く、頭が大きく見える時期ですが、その中では、目・鼻・口の位置も整いはじめ、表情の土台ができつつあります。
外からは見えないけれど、口の中では歯の芽が並び始めているんですよ*
- 体を動かす準備が本格的にスタート
筋肉や関節が発達しはじめ、赤ちゃんは自分の意思で手足を動かせるように◎
ジャンプしたり、くるっと回ったり──
小さな体で、まるで「動く練習」をしているかのようです♡
- 内臓の配置がほぼ整い、働きはじめる臓器も
肝臓・胃・腸・腎臓などの主要な内臓が、それぞれの場所におさまり、機能を始めています。
腎臓では尿が作られ、少しずつ羊水の中へ排出される仕組みもスタート。
- 骨や神経の土台もぐんぐん強化中
この頃は、骨がカルシウムを取り込んで、硬くなっていく段階。
脳や神経のネットワークも発達が進み、将来「考える」「感じる」といった働きのベースが育ち始めています◎

みなみ
エコーに映る“赤ちゃんらしい姿”の奥で、
たくさんの“生きる準備”が着々と進んでいます。
見た目の変化だけではなく、命の中身が整っていくこの時期。
エコーで小さく手足が動いたりするだけで、「今、がんばってるんだな」と自然と感じられる瞬間があるかもしれません*
妊娠11週目に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠11週は、つわりが少しずつ落ち着いてくる方もいれば、
「まだまだしんどい…」と感じる方もいる時期。
個人差が大きいからこそ、人と比べず、“今の自分”に目を向けることが大切です◎
\ 妊娠11週に気をつけること /
- つわりが続いている場合は、“出口が近づいているサイン”かも
ピークは越えていても、まだ吐き気やだるさが続く方も少なくありません。
でもそれは、ホルモンの変化が落ち着きつつある証拠でもあります◎
焦らず、“今日をどう過ごすか”だけに目を向けてみましょう。
- 急に食欲が戻ってきたときは、食べすぎに注意
「やっと食べられるようになった…!」と思ったら、ついつい食べすぎてしまうことも。
でも胃腸はまだ本調子ではないことが多いので、少しずつ・ゆっくりを心がけてみてくださいね。
- おりものの変化や、下腹部の違和感に気づいたらチェックを
量が増えたり、においが強くなったり、色が黄色や緑っぽく感じる場合は、感染症の可能性もあるので、健診時や気になるときは早めに相談を。
また、ズキズキする下腹部の痛みや、張り感が強いときも無理はしないで◎
- 感情が不安定な日があっても、それは自然なこと
「何もしてないのに涙が出る」「理由はないけどイライラする」
そんなときこそ、“心も変化しているんだ”と受け止めてみてください。
一呼吸置くだけでも、少しだけラクになれるかもしれません**
- 体調がいい日は、軽い運動やお散歩も◎
動けそうな日は、10分程度の軽いウォーキングやストレッチで、血流や気分がスッと軽くなることもありますよ◎
ただし、疲れやすい時期なので「ちょっとでも変だな」と思ったら、すぐにお休みしてくださいね。

みなみ
どんな過ごし方でも、“今できていること”がちゃんとあります。
「今日もちゃんと、赤ちゃんの命を育ててる」
それだけで、もう十分にがんばっている日なんです⭐︎
妊娠11週目にすべきこと

みなみ
妊娠11週は、体調が落ち着いてくる兆しが見える方もいれば、
「まだ何もできない…」という日が続いている方もいます。
どちらも自然な経過なので、“できそうなときに、ちょっとずつ”でOK◎
ここでは、今のうちに知っておくと安心なことをご紹介します♪
\ 妊娠11週にすべきこと /
- 分娩予定の産院を検討しはじめる
まだ決めていない場合は、少しずつリサーチを。
通いやすさ・分娩方法・立ち会いの可否・入院施設など、「自分に合いそうかな?」と感じるポイントを大切にしてみてください。
人気の産院は早めの予約が必要なこともあるので、無理のない範囲で動き始められると安心です◎
- 妊婦健診の補助券や受診スケジュールを確認する
母子手帳に綴じられている受診券の使い方や、健診の頻度などもこのタイミングで見直しておくと安心。
「いつどの券を使う?」「次回は何週?」といった確認ができると、余裕を持って受診できます♪
- 必要に応じて仕事の相談や勤務調整も
体調に波がある時期だからこそ、無理をせず相談することも大切なケア。
時短勤務・休憩のタイミング・つわりへの配慮など、「話してみたら意外とスムーズだった」という声も多いですよ◎
- 肌やおなかの保湿ケアを少しずつスタートしても◎
乾燥が気になってきたら、ボディクリームやオイルでやさしくケアを。
おなか・腰・バスト・太ももなど、気づいたときに塗るだけでも変化があります。
“触れる時間”が赤ちゃんとのコミュニケーションにもなりますよ*
- つらいこと・気になることは、ひとりで抱えずに
ちょっとした不安や疑問でも、助産師さんやパートナーに話してみると気持ちがふっと軽くなることがあります。
無理にがんばらなくても、「頼っていいんだ」と思ってくださいね⭐︎

みなみ
すべてを完璧にやらなくても、
ママとして、ちゃんと前に進んでいます◎
赤ちゃんと一緒に、「ゆっくり整えていく」そんな時間を過ごしていきましょう⭐︎
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