\ 妊娠15週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠15週。
安定期に入って少し経ち、体調がラクになってきたと感じる方もいれば、
「まだ少し疲れやすいな」「気分に波があるかも」と感じる方もいる頃です。
おなかは、見た目にも少しずつ“ふっくら”してくる方が増えてくる時期。
赤ちゃんの成長とともに、ママのからだもゆっくり、でも確かに変化を続けています*
体調が落ち着いてきたら、おでかけや運動などを取り入れたくなる方もいるかもしれません◎
でも、無理せず、「今日はこれだけでOK」と思えるくらいのやさしさも、ぜひ忘れずに。
ここからは、妊娠15週の赤ちゃんの様子や、ママの体と心の変化、そして今の時期に気をつけたいことや、しておくと安心なことを、現役助産師の視点からお伝えしていきます!
妊娠15週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠15週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠15週目は 妊娠4ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠15週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
妊娠15週になると、赤ちゃんの動きがますます活発に!
おなかの上からのエコーでも、元気いっぱいに手足を動かす姿がしっかり確認できるようになります。
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさは約10cmに
頭からおしりまで(CRL)の長さはおよそ10cmほど。
赤ちゃんらしい体のバランスが整い、エコーでも“人らしさ”がぐんと感じられるようになります◎
- 手足を元気に動かしている様子がわかる
足をピーンと伸ばしたり、くるんと回転したりと、動きの幅がどんどん広がってくる時期。
タイミングによっては、指しゃぶりやバンザイのしぐさが見えることもあります*
- 心臓の動きも明瞭に見えるように
1分間に140〜160回ほどの速さで打つ心臓。
この時期は、4つの部屋(心房・心室)に分かれた動きも確認できることがあります。
- へその緒の血流や胎盤の状態もていねいにチェック
赤ちゃんにしっかり栄養と酸素が届いているかどうかを、エコーで確認します。
へその緒の太さ・血流、胎盤の厚みや位置など、赤ちゃんを育む環境もあわせて見守っていきます*

みなみ
エコーで見える赤ちゃんの姿は、そのまま“育ってきた証”であり、“つながっている証”──。
赤ちゃんの姿が見えるたびに、
「ちゃんと育ってるんだな」って、少しホッとしますよね。
次のエコーも、楽しみにしていてくださいね⭐︎
妊娠15週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠15週目によく起こる症状 /
胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘 痔
妊娠15週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
妊娠15週の赤ちゃんは、大きさが約10cm、体重は50g前後に。
体のバランスが整い、エコーでも“赤ちゃんらしさ”がよりはっきりと見えるようになります◎
見た目の変化に加え、内側でもさまざまな機能が育ちはじめています。
\ 妊娠15週の赤ちゃんの成長 /
- 体のパーツがよりはっきりとし、手足の動きも力強く
手足の長さや指の形がしっかりしてきて、曲げ伸ばしをしたり、グー・パーの動きをする様子が見えることも。
足のキックやくるくる回転するような動きも、この頃ならではの元気なしぐさです*
- 顔立ちがさらに“人らしく”整ってくる
目・鼻・口の位置が安定し、横顔に“赤ちゃんらしさ”が増してきます。
まぶたができ、目はまだ閉じていますが、表情に近い動きが見えることも◎
口を動かしたり、舌をちょこんと出すしぐさが見えることもありますよ♡
- 皮膚の下では、骨や筋肉の発達がぐんと進行
骨にはカルシウムが取り込まれ、細くても“しっかりとした骨格”が形成されはじめます。
筋肉も発達し、手足や体全体をスムーズに動かせる力が育ってきます。
- 内臓はそれぞれの機能を少しずつ担いはじめる
心臓・胃・腎臓・腸などの臓器が、位置を整えながら働きを強めていく時期。
腎臓が尿を作り、羊水への排出も始まり、体の中での“循環”が本格化していきます。
- 性別がわかることも(まだ確定ではありません)
エコーで性別が見える可能性が出てくる頃ですが、赤ちゃんの体勢や発育状況によっては、まだ判断が難しい場合も。
分からなかった方は、次回以降のお楽しみに取っておきましょう⭐︎

みなみ
赤ちゃんは今日も、小さな体の中で、
“生きていく力”を着実に育てています。
見た目だけではなく、内側からもしっかりと準備を重ねている姿に、
「がんばってるんだな」って、ふと心があたたかくなりますね*
妊娠15週目に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠15週は、体調が安定してきて動きやすくなる方が増えてくる頃。
でも、“まだ少ししんどい” “疲れやすい”という日もあって当然です◎
「今日はここまで」と、自分に声をかけながら過ごすことも良い選択なときがあります*
\ 妊娠15週に気をつけること /
- おなかのふくらみを感じやすくなってくる
子宮の位置が少しずつ上がってきて、下腹部のふくらみや重さを感じる方が増えてくる頃。
おなかをしめつける服は避けて、ゆったりとしたスタイルで快適に過ごしましょう◎
長時間立ちっぱなしにならないよう、こまめに休憩をとってくださいね。
- 体を動かしたくなったら、軽い運動からスタート
ウォーキングやマタニティヨガなど、負担の少ない運動は血流改善やリフレッシュにもぴったり。
体調の良い日を選んで、“少し動いて、少し休む”くらいのペースで◎
- 便秘や肌トラブルが出やすい時期
ホルモンの影響で、腸の動きが鈍くなったり、肌が敏感になったりすることも。
水分と食物繊維、適度な油を意識的にとることで、腸内環境の改善に◎
肌のかゆみや乾燥には、お風呂上がりの保湿ケアを習慣にしてみてくださいね。
- 体重が増えやすくなるため、食べ方の工夫を
この時期から、体重が少しずつ増えていく方も。
急激な体重増加は後期につらさにつながることもあるので、腹八分目・ゆっくりよく噛む・間食は控えめにを心がけてみましょう◎

みなみ
「つい頑張りすぎちゃう」そんな気持ちが出てきたら、ひと呼吸を
動けるようになってくると、「あれもこれも…」と予定を詰め込みがちになっちゃうこともありますが、“休むこと”も、ママにとっては大切なお仕事です*
妊娠15週目にすべきこと

みなみ
妊娠15週は、「そろそろ少しずつ準備を始めようかな」と思える頃。
体調にゆとりが出てきたら、“今やっておくと後がラクになること”から、できる範囲で進めてみましょう◎
\ 妊娠15週にすべきこと /
- 妊婦健診のスケジュールや内容を再確認しておく
この先の健診では、性別の話や血液検査の項目、子宮頸がん検診などが出てくることも。
受けるタイミングや持ち物を確認しておくと、当日あわてずにすみます♪
また、自治体の補助券の残りも一度チェックしてみましょう◎
- 赤ちゃんの性別が気になってきたら心の準備を
そろそろ「男の子?女の子?」と気になる方も多い時期。
エコーで分かることもありますが、まだはっきりしないことも多いため、“どちらでも嬉しいな”くらいの気持ちで◎
性別がわかると、名前や洋服選びも少しずつ現実味を帯びてきますね♡
- マタニティウェアや下着をそろえて快適に
おなかのふくらみに合わせて、ウエストの調整ができるボトムスや、やさしく支えてくれる下着がおすすめ。
体をしめつけないことで、動きやすさだけでなく、気分もぐっとラクになります◎
- お産の準備や入院について、少しずつ調べはじめる
まだ先のことではありますが、入院グッズや出産準備について「こんな感じか〜」とイメージしておくと安心。
産院の案内パンフレットを読み返したり、母親学級で話される内容を少しずつ知っておくのも◎
- 家族やパートナーと、赤ちゃんの話をする時間を
赤ちゃんの成長や健診のこと、「名前どうする?」なんて話題も増えてくる頃。
小さな会話が、これからの育児のチームづくりにつながっていきますね*

みなみ
“あれもしなきゃ、これも準備しなきゃ”と焦るより、
「今日はここまでできた」で、じゅうぶん◎
赤ちゃんとの日々を思い浮かべながら、少しずつ、気持ちよく整えていけますように*
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