\ 妊娠28週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠28週。いよいよ妊娠後期に入りましたね!!
赤ちゃんもママの体も、出産に向けて少しずつラストスパートに入っていくような時期です。
「あと3ヶ月ちょっとで会えるんだ…」そんな気持ちがふっと湧いてくる一方で、お腹の重さや疲れやすさ、ちょっとした体の変化に戸惑うこともあるかもしれません。
ここからは、妊娠28週の赤ちゃんの成長やママの体の変化、日々の過ごし方や気をつけたいことなどを現役助産師の視点でご紹介していきます♪
気になるところから、読んでみてくださいね**
妊娠28週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠28週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠28週目は 妊娠8ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠28週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
ここからは、妊娠28週の健診で行う腹部エコーについてご紹介します♪
赤ちゃんの元気な様子だけでなく、お腹の中で快適に過ごせているかを確認する、大切な時間です**
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさや推定体重を確認する
エコーでは、頭の幅・お腹まわり・太ももの骨の長さなどを測って、赤ちゃんの推定体重を確認します。
この時期は成長のスピードに個人差が出てくることもあるため、バランスよく育っているかがポイントになります◎
- 心臓の動きや血流をチェックする
心臓がしっかり動いているか、リズムが整っているかを確認します。
必要に応じて、血液の流れを色で見る「カラードプラ法」などで血流の様子もチェックされます。
- 脳の構造や形を確認する
脳の中の「小脳」や「脳室」といった大切な構造に異常がないかを見ていきます。
形や左右差、位置などがエコーで確認できるようになってきます。
- 胎盤の状態を確認する
胎盤が子宮のどの位置にあるか(前置・低置など)や、厚み・成熟の具合をチェックします。
胎盤の状態は、赤ちゃんに栄養や酸素をしっかり届けるための重要なポイントです◎
- 羊水の量が適切かを確認する
羊水が多すぎたり少なすぎたりしないかを、赤ちゃんのまわりの様子を見ながら確認します。
羊水は赤ちゃんを守るクッションのような役割もあるため、適切な量が保たれているかが大切です。
- へその緒(臍帯)の血流を確認する
へその緒を通る血流に問題がないか、血液の流れがスムーズかを見守ります。
巻きつきの有無や、赤ちゃんへの影響がないかも必要に応じて確認されます。
- 赤ちゃんの向きや動きを観察する
28週ごろになると、赤ちゃんの**頭の向き(頭位かどうか)**を確認する場面も増えてきます。
まだクルクルと向きを変える時期ですが、経過を見ていくうえで大切な情報になります**

みなみ
エコーでは、赤ちゃんの成長とともに、“赤ちゃんを育てる環境”もしっかり見守っています。
安心して過ごせているかな?という視点で見ると、赤ちゃんとのつながりもより深まっていきますよ**
妊娠28週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠28週目によく起こる症状 /
めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ
妊娠28週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
ここからは、妊娠28週の赤ちゃんの成長や、エコーで見えるようになってくる発達の様子をご紹介します♪
「この時期ってどんなふうに育ってるの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね**
- 全体がふっくら、赤ちゃんらしい体つきに
赤ちゃんの体重はおよそ1.0〜1.3kg前後になり、脂肪もついてきて体全体がふっくらしてきます。
エコーでも、丸みを帯びた赤ちゃんらしい輪郭が見えるようになりますよ♪
- 皮膚がなめらかになってくる
これまでしわしわだった皮膚に脂肪がついて、なめらかでやわらかい肌に近づいてきます。
うっすらと赤みがあるのも、この時期の特徴です。
- まつ毛や髪の毛が少しずつ生えてくる
顔まわりも少しずつ変化してきて、まつ毛・眉毛・髪の毛がうっすらと見えはじめることもあります。
赤ちゃんの個性がちょっとずつ感じられるようになるタイミングです♡
- 目を開けて、光を感じるように
まぶたが開き、うっすらとした光に反応できるようになります。
外からライトを当てると、エコーで赤ちゃんが動く様子が見えることもありますよ♪
- 肺の機能が発達していく
肺の中にある「肺胞(はいほう)」が育ってきて、羊水を吸ったり吐いたりする呼吸の練習が始まります。
出産後に向けて、少しずつ準備を始めているんですね。
- 聴覚が発達して、音への反応がはっきりしてくる
外の音やママの声がよりクリアに届くようになり、胎動とともに反応する様子が見えることも。
お気に入りの音楽ややさしい声かけが、赤ちゃんとのやりとりにつながっていきます♪
- 指しゃぶりやあくび、表情も豊かに
エコーでは、指をくわえる・あくびをする・手足をぐーんと伸ばすなど、いろいろな動きが見えるようになります。
しぐさや表情に、なんだか“その子らしさ”を感じてうれしくなるママも多いですよ**

みなみ
指しゃぶりやあくび、ちょっとした動きに「かわいい…!」って思わず口にしてしまうこともある頃です。
少しずつ“その子らしさ”が見えてくる時期、エコーの時間がますます愛おしくなっていきますね
妊娠28週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠28週は、いよいよ妊娠後期に入り、ママの体にも少しずつ変化が現れやすくなる時期です。
ここでは、この時期によくある体のサインや、快適に過ごすためのヒントをご紹介します。
「これ、最近感じるかも」というところがあれば、できることから取り入れてみてくださいね**
- お腹の張りやすさが気になってくる
子宮がさらに大きくなることで、お腹の張りを感じる機会が増えてくるかもしれません。
動きすぎた日や疲れているときなど、「キューッと張る」ような感覚があれば、すぐに休むことを優先してOKです◎
張りが規則的に続いたり、痛みを伴う場合は、早めの相談を。
- 腰や骨盤まわりの負担が強くなる
お腹の重みが前にかかることで、腰や骨盤、恥骨のあたりに違和感が出てくることもあります。
骨盤ベルトやクッションを使ったり、寝る前のストレッチなどで**“整える時間”**を意識してみましょう!
- 足のむくみ・こむら返りに注意する
血流が滞りやすくなる時期なので、足がむくんだり、ふくらはぎがつりやすくなる方も増えてきます。
足を高くして寝たり、着圧ソックス・足首の回し運動などを取り入れるのもおすすめです♪
- 息苦しさや圧迫感を感じることも
赤ちゃんが大きくなるにつれて、胃や肺が押し上げられ、深呼吸しづらい・食後に苦しいと感じることもあります。
食事を少量ずつに分けたり、上半身を少し高くして休むなど、工夫しながら過ごしていきましょう。
- おりものの変化に気づきやすくなる
妊娠後期に入ると、おりものの量や色が変わったように感じることもあります。
量が急に増えたり、におい・色に違和感があるときは、念のため健診で相談を◎
- 気分の波や、不安感が出やすくなる
体調の変化や「あと少しで出産」という意識が重なって、気持ちが不安定になることもあります。
焦らず、「今はそういう時期なんだな」って受けとめて、自分を責めないことが大切です。

みなみ
妊娠後期のスタートは、体も心も少し揺れやすくなる頃。
「なんだかしんどいな」「ちょっと気持ちがついていかないな」そんな日があっても大丈夫です。
がんばりすぎず、自分にやさしく向き合いながら過ごしてください**
妊娠28週目にすべきこと

みなみ
ここからは、妊娠28週ごろに「そろそろやっておくとよさそうなこと」をご紹介します♪
全部一度にやらなくても大丈夫なので、できそうなことから少しずつ整えてみてくださいね**
- 妊娠後期の健診スケジュールを把握しておく
28週から妊娠後期に入り、健診のペースが2週に1回へと変わる方も多くなります。
受け忘れや予定の重なりを防ぐためにも、スケジュール帳やカレンダーに健診予定を記入しておくのがおすすめです◎
- 出産入院に向けた準備をスタートしてみる
そろそろ入院グッズや赤ちゃん用品の準備を意識し始める頃です。
母子手帳の「入院時に必要なもの」ページや、産院の案内を確認して、無理のないペースでそろえていきましょう♪
- マタニティウェアや下着を見直す
お腹まわりやバストがさらに大きくなり、これまでの服が合わなくなるタイミングでもあります。
締めつけが少ないもの、体にやさしくフィットするものへ切り替えるだけでも、疲れやすさが軽減されることも◎
- 家族との“もしもの時”の準備をしておく
出産が少しずつ現実味を帯びてくる今の時期。
「夜中に破水したらどうする?」「病院まで誰が送ってくれる?」など、ちょっとした連携の確認をしておくだけで、気持ちがグッとラクになりますよ。
- 産休・育休の手続きや引き継ぎの整理を進める
お仕事をしている方は、職場との調整や書類の準備などが本格化してくる頃です。
体調や家庭の状況に合わせて、無理のない働き方へ少しずつシフトしていけると安心ですね。
- 保育園や産後のサポート情報を調べておく
地域によっては保育園の申込みに関する情報収集を始めておくとスムーズです。
また、里帰りやサポートが難しい方は、産後ケア施設や訪問サービスの情報も確認しておくと、いざという時に助かりますよ**

みなみ
ひとつひとつの準備が進むたびに、
「少しずつ、出産が近づいてきてるんだな」と実感が湧いてくるかもしれません。
焦らず、自分のペースで進めてくださいね**
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