\ 妊娠29週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠29週。
いよいよ30週台が見えてきて、「あと◯週間で会えるんだな…」という実感が、少しずつリアルになってくる頃かもしれません。
赤ちゃんの成長はますます力強くなり、胎動のひとつひとつにもパワーを感じる時期。
ママの体には、眠りにくさや腰の重さ、張りやすさなど、がんばっているサインが現れやすくなる頃でもあります。
ここからは、妊娠29週の赤ちゃんの様子やママの体の変化、気をつけたいことや過ごし方のヒントを現役助産師の視点からご紹介していきます♪
気になるところから、ゆっくり読んでみてくださいね**
妊娠29週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠29週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠29週目は 妊娠8ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠29週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
ここからは、妊娠29週の健診で行う腹部エコーについてご紹介します♪
赤ちゃんの様子だけでなく、お腹の中が“心地よい環境”になっているかどうかも見守っていきます**
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさや推定体重を確認する
エコーでは、頭の大きさ(BPD)やお腹まわり、太ももの骨の長さ(FL)などを測って、推定体重を計算していきます。
この時期は、赤ちゃんの個性による発育の差が出てくることもありますが、成長曲線に沿っていれば問題ありません◎
- 心臓の動きや血流の流れをチェックする
心拍のリズムや4つの部屋のバランス、血液がきちんと循環しているかなどを確認します。
必要に応じて、カラードプラ(血流を色で見えるようにする機能)を使って血の流れも細かく観察されます。
- 脳の構造や大きさを確認する
脳室や小脳など、頭の中の主要な部分の大きさやバランスを確認していきます。
特に左右差や形の異常がないかをチェックしながら、赤ちゃんの中枢神経の発達を見守ります。
- 胎盤の位置や厚みを確認する
胎盤が子宮口にかかっていないか(前置・低置)、厚みや成熟度が適切かを見ていきます。
赤ちゃんに酸素や栄養を送る、大切な“ライフライン”の状態をしっかり確認します。
- 羊水の量が適切かをチェックする
羊水は赤ちゃんを守るクッションのような役割もあるため、多すぎ・少なすぎがないかを確認します。
ママの体調や赤ちゃんの状態に影響が出ないよう、必要に応じてこまやかに見守られます。
- へその緒(臍帯)の血流を確認する
へその緒を通る血液の流れがスムーズに行われているか、血流の速度や方向なども見ていきます。
巻きつきなどが見つかることもありますが、多くの場合は経過観察で問題ないことがほとんどです◎
- 赤ちゃんの向きや位置を確認する
この頃になると、赤ちゃんが**頭を下にする“頭位”**になっていることも増えてきます。
まだ動けるスペースはありますが、向きの変化を確認していく時期にも入ってきます。

みなみ
赤ちゃんが元気に育つには、過ごしている“お部屋”が心地よいこともとても大切。
エコーで環境の様子がしっかり確認できると、「ちゃんと守られてるんだなぁ」と、安心できますね**
妊娠29週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠29週目によく起こる症状 /
めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ
妊娠29週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
ここからは、妊娠29週の赤ちゃんの成長や、エコーで見える発達の様子をご紹介します♪
「どんなふうに育ってきてるんだろう?」という気持ちで、イメージしながら読んでみてください**
- 体重がさらに増えて、ぷっくりしてくる
赤ちゃんの体重はおよそ1.1〜1.4kg前後に。
筋肉や脂肪が増えてきて、エコーでもほっぺや太ももがぷっくりしてきたように見えることもあります♡
- 皮下脂肪が増えて、体温調節の準備が進む
赤ちゃんは生まれたあとに備えて、体温を自分でキープする力を育てているところです。
皮下脂肪が増えることで、外の世界に出る準備がまたひとつ進んでいきます◎
- 肺の成熟が進み、呼吸の練習も活発に
羊水を吸ったり吐いたりする“呼吸のまねっこ”が、エコーでよりはっきり見えるようになってきます。
産まれてすぐに自力で呼吸できるよう、肺の機能も少しずつ整ってきています。
- 五感がどんどん発達してくる
特に聴覚や視覚がしっかりしてくる時期で、ママの声や周囲の音に反応することも。
光の変化を感じたり、おなかを通して届く外の刺激に反応する姿がエコーで見られることもあります♪
- 表情が豊かになり、しぐさに個性が出てくる
あくび、伸び、指しゃぶり…といった動きに加えて、まばたきやほほえんだような表情も見えることがあります。
赤ちゃんの“その子らしさ”が感じられて、思わず笑顔になるママも多いんです♡

みなみ
少しずつ、でも確実に、赤ちゃんは「生まれる準備」を進めています。
その成長が目に見えてきたとき、「がんばってるんだな」「ちゃんと育ってるんだな」って思えて、なんだか安心しますよね**
次に会えるとき、またどんな表情を見せてくれるか楽しみですね⭐︎
妊娠29週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠29週は、赤ちゃんの成長とともに、ママの体にもさまざまな変化が現れやすくなる頃です。
ここでは、よくある体調の変化や、それに合わせた過ごし方のヒントをまとめました!
「ちょっと気になってたかも」ということがあれば、少しずつ取り入れてみてくださいね**
- お腹の張りが出やすくなる
子宮が大きくなるにつれて、お腹の張りを感じる回数も増えてきます。
立ちっぱなしや動きすぎたときなど、張りを感じたらこまめに休むことが大切です◎
張りや痛みが規則的に続く場合は、早めに相談を..!
- 足のむくみやつりが起きやすくなる
血流が滞りやすくなり、夕方に足がパンパンになる・夜中につるなどのトラブルも増えてきます。
足首を動かしたり、足を少し高くして寝たり、血の巡りを助ける工夫をしてみましょう♪
- 腰や恥骨の痛み・違和感が強まる
お腹の重みがさらに増し、腰のだるさや恥骨の痛みが気になる方も増えてきます。
骨盤を支えるベルトや、クッション、ストレッチなどで体をやさしくサポートしてあげるのがおすすめです◎
- 息苦しさや食後の圧迫感が出てくる
子宮が上に広がってくることで、胃や肺が圧迫され、食後に苦しくなったり、深呼吸しづらくなることも。
食事の量を分けたり、姿勢を工夫して過ごすとラクになることがありますよ**
- 寝つきにくさ・眠りの浅さが出てくる
お腹の大きさや胎動、体のだるさなどで、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めてしまうこともあります。
日中に少し仮眠を取る、眠る前にゆったりした時間を過ごすなど、自分なりの工夫を見つけていけると◎
- 気持ちが不安定になりやすい時期でもある
出産が近づいてくることで、**「ちゃんと準備できてるかな」「無事に産めるかな」**という不安がふっと出てくることもあります。
そんな気持ちがあって当然の時期。
誰かに話すだけでも、心が少しラクになることもありますよ。

みなみ
妊娠後期は、体も心もゆらぎやすい時期。
「今日はちょっと無理かも」「なんだか不安かも」そう思ったら、いったん立ち止まって深呼吸を。
どんな気持ちも、ちゃんと今のあなたにとって必要なサインです**
ゆっくり、自分をいたわりながら過ごしてくださいね*
妊娠29週目にすべきこと

みなみ
ここからは、妊娠29週ごろに「そろそろやっておくと安心なこと」をいくつかご紹介します♪
少しずつ“その日”が近づいてくる中で、できそうなことからひとつずつ、一緒に整えてみてくださいね*
- 出産グッズの準備を少しずつ始めてみる
入院に必要なものや、赤ちゃんのお世話グッズなど、今のうちから少しずつそろえておくと安心です。
「まだ全部じゃなくて大丈夫」なので、まずはバッグの中に一つ入れるところからでも◎
- 入院・出産時の連絡体制を家族と共有する
「夜中に陣痛がきたらどうする?」「送迎は誰が担当する?」など、もしものときの動きを家族と確認しておくと、いざというときに安心感が違います。
軽く会話に出してみるだけでもOKです♪
- 産休・育休のタイミングや手続きを確認しておく
仕事をされている方は、そろそろ**「いつから休むか」「どこまで働くか」**を職場と相談しながら決めていく時期。
心と体に余裕があるうちに、引き継ぎや手続きの下準備を進めていけると後がラクになります◎
- 出産後の生活を少しずつイメージしてみる
赤ちゃんとの生活って、未知なことも多いですよね。
「授乳ってどうやるのかな?」「夜泣きってどれくらい?」なんて、ふと思ったことは検索したり、メモしておくだけでも十分な準備です♡
- ベビー用品の買い足しや、里帰り準備もチェック
必要なものをリストアップして、買い足すものや受け取る予定のものを整理しておくとスムーズです。
里帰りを予定している方は、移動時のタイミングや帰省先でのサポート体制も少しずつ確認を◎
- 保育園の情報をゆるっと集めておく
地域によっては、出産前から保育園の申請や見学予約が必要な場合も。
まだ急がなくて大丈夫ですが、「あとで調べようと思ってたこと」を先にちょっと見ておくと気持ちに余裕ができます♪

みなみ
何をどこまで進めるかは、ひとりひとり違って当然。
がんばるというより、「安心できる状態に近づけていくこと」それ自体が、もう立派な準備です**
できたことから○をつけながら、自分らしいペースで整えてみてくださいね⭐︎
コメント