\ 妊娠31週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠31週!
出産までいよいよ残り2ヶ月ほどとなり、「もうすぐだな」と感じる瞬間が少しずつ増えてくる頃かもしれません。
赤ちゃんは、お腹の中でぐんぐん成長を続けながら、“生まれる準備”を着々と進めてくれています。
ママの体にも、張りやすさ・眠りにくさ・ちょっとした不調など、がんばりのサインが出やすくなる時期です。
ここからは、妊娠31週の赤ちゃんの成長や、ママの体の変化、日々の過ごし方や気をつけたいことなどを現役助産師の視点からお伝えしていきますね♪
少しでも、「そうそう、こういうの気になってた!」というヒントがあればうれしいです**
妊娠31週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠31週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠31週目は 妊娠8ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠31週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
ここからは、妊娠31週の健診で行う腹部エコーについてご紹介します♪
赤ちゃんの様子を確認するだけでなく、お腹の中の“育ちやすさ”や“安全性”を見守る、大切な時間です。
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさや推定体重を確認する
この頃の赤ちゃんの体重はおよそ1.7kg前後に。
頭の幅(BPD)、お腹まわり(AC)、太ももの骨の長さ(FL)などから、成長バランスや個人差も含めて発育の様子を見ていきます。
- 心臓の動きと血流の流れをチェックする
4つの部屋がしっかり形成されているか、拍動のリズムが整っているかを確認。
カラードプラ法(血流を色で映すエコー)で、血液の流れがスムーズかどうかも観察されます。
- 脳の構造や大きさを確認する
小脳や脳室など、脳内の主要なパーツのバランスや左右差を見ていきます。
この時期も、順調に育っているかをていねいに見守るポイントです*
- 胎盤の状態をチェックする
胎盤が**子宮口にかかっていないか(前置胎盤・低置胎盤)**を引き続き確認します。
胎盤の厚みや位置、**成熟度(グレード)**のチェックが行われることもあります。
- 羊水の量を確認する
羊水の量が適切に保たれているか、増減に偏りがないかを見ていきます。
赤ちゃんの動きや血流とあわせて、**安心できる“お腹の中の環境”**が保たれているかを確認します◎
- へその緒(臍帯)の血流を確認する
赤ちゃんに栄養や酸素を届けているへその緒の血流が、正常か・流れに乱れがないかをチェックします。
もし巻きつきなどが見えても、多くの場合は経過観察になることが多いです◎
- 赤ちゃんの向きや位置を確認する
頭を下にしている“頭位”の赤ちゃんも増えてくる時期です。
ただしまだお腹の中で動く余裕もあるので、その都度、赤ちゃんの向きを見ておくという感覚で大丈夫です◎

みなみ
エコーで見えるものが増えてくるにつれて、
「この子は今、お腹の中でこうやって過ごしてるんだなぁ」と感じられる場面も増えてきますね**
妊娠31週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠31週目によく起こる症状 /
めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ
妊娠31週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
ここからは、妊娠31週の赤ちゃんの成長と、エコーで見えるようになってくる発達の様子をご紹介します♪
少しずつ“生まれる準備”が本格化してくるこの時期、赤ちゃんはお腹の中で着実に力を育てています。
- 体重が2kgに近づき、全身がふっくらしてくる
この時期の赤ちゃんは、1.6〜2.0kg前後まで成長していることが多く、
顔まわりや太もも、お腹などがよりふっくらして、赤ちゃんらしい丸みがはっきり見えるようになります。
エコー越しに「なんだか、もう“赤ちゃんの顔”だなぁ」と感じるママも♡
- 皮膚の質感がさらにやわらかく、厚みを増してくる
透明感が減り、赤みを帯びたやわらかい肌へと変化してきます。
皮膚のバリア機能も発達し、外の世界への準備がまた一歩進んでいるサインです。
- 肺の働きが仕上がりに向けて整ってくる
呼吸の練習である“羊水の出し入れ”がますます活発に。
「サーファクタント」という物質も安定して分泌され始め、出生後にスムーズに呼吸ができるよう、機能が整っていきます。
- 脳の働きが高まり、記憶や感覚が育ち始める
脳の構造がどんどん複雑になり、記憶や感覚の処理が始まっているとされる時期です。
音や光にしっかり反応するだけでなく、**ママの声やリズムを“覚える力”**も育ってきていると考えられています。
- 眠りのリズムが生まれ、生活サイクルの土台ができてくる
“レム睡眠・ノンレム睡眠”が交互に切り替わるようになり、
起きている時間・眠っている時間が、よりはっきりしてくるのもこの頃。
胎動がいつも同じ時間に強くなる…なんて、リズムを感じるママも多いですよ♡
- しぐさに反応が出たり、やりとりのように感じられることも
お腹をトントンと軽く触れると中からトントンと返してくれるような反応があったり、
音楽を流すとよく動く、というママも。
赤ちゃんとの“会話のはじまり”を感じられるような瞬間が増えてきます♪

みなみ
動きやしぐさ、反応のひとつひとつに「この子らしさ」を感じられる時期。
ただ成長しているだけじゃなく、“生まれる準備をがんばっているんだな”と実感できると、
会える日がますます待ち遠しくなりますね♡
妊娠31週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠31週は、赤ちゃんの成長がさらに進む一方で、ママの体には負担や不調が出やすくなってくる時期です。
「これって大丈夫?」「ちょっとつらいな…」と感じることがあれば、無理せずゆっくり向き合っていきましょう*
ここでは、妊娠31週によくある変化と、その過ごし方のヒントをお伝えしますね!
- お腹の張りが頻繁になってくる
子宮が大きくなることで、ちょっと動いただけでも張りを感じることが増えてきます。
外出や家事のあとは、いつもより意識的に休憩をとることが大切◎
張りが規則的だったり痛みを伴うときは、早めに連絡を..!
- 足のむくみやこむら返りが増える
足がパンパンに感じたり、ふくらはぎがつって夜中に目が覚める方も。
ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、足首をくるくる回す・ストレッチするなどのセルフケアが助けになりますよ♪
- 腰痛・骨盤まわりの違和感が強くなる
お腹が重たくなってくることで、腰や恥骨まわりにピリッとした痛みを感じることも。
骨盤ベルトやクッション、寝る前のストレッチで体をゆるめてあげる時間を取ってみてくださいね*
- 胃もたれ・圧迫感が出やすい
子宮が上へと広がることで、胃や肺が押されるような感覚になることもあります。
食事は小分けにして、食後はゆっくり体を休める工夫がポイントです◎
- 夜の眠りが浅くなる・目が覚めやすくなる
胎動が強くなったり、寝る姿勢が定まらず、なかなかぐっすり眠れないというママも多くなります。
寝つきにくい夜は焦らず、日中に仮眠をとったり、寝る前に好きな香りや音でリラックスしてみるのもおすすめ♪
- 気持ちが不安定になることがある
出産が近づいてきた実感とともに、「大丈夫かな」「準備できてるかな…」とふと不安になることもありますよね。
その気持ちはとても自然なもの。誰かに話したり、「今はそういう時期」と受けとめることで、少し気持ちがやわらぐこともありますよ。

みなみ
体の変化だけじゃなく、心にも揺らぎが出やすいこの時期。
「なんか今日はがんばれないな…」と思ったら、それはちゃんと**“立ち止まっていいサイン”**です。
がんばらない日の過ごし方も、自分にとっては大切な準備のひとつ*
自分のペースを大切にしてくださいね**
妊娠31週目にすべきこと

みなみ
ここからは、妊娠31週のうちに「やっておくと安心なこと」をご紹介します♪
すべて完璧じゃなくても大丈夫*
“今できること”を、少しずつ積み重ねていきましょう!
- 入院グッズ・赤ちゃん用品の仕上げに取りかかる
そろそろ、入院バッグや赤ちゃんのお世話グッズを実際にそろえて形にしていく時期。
パッキングまではできていなくてもOKなので、「何を入れるか」を整理しておくだけでも安心につながります♪
- 陣痛が来たときの流れを改めて確認する
病院への連絡先、送迎手段、上の子がいる場合の預け先など、“いざという時”の動きが家族内で共有できているかを再確認しておきましょう。
夜間や休日に備えた連絡体制を**紙にまとめておくのも◎**です!
- 産後の生活をイメージしておく
出産後の1〜2ヶ月は、思っている以上に体も心も揺らぎやすい時期。
どんなふうに過ごしたいか、何を頼りにしたいか、自分なりの“あると安心”を言葉にしておくと、のちのちの支えになります。
- サポートの窓口をひとつでも知っておく
実家のサポートが難しい方や、頼れる人が少ない方は、地域の産後ケア施設・家事支援・ファミサポなどを早めに調べておくと安心。
「もしものときの選択肢」があるだけで、気持ちの余裕が全然ちがいます◎
- 保育園や手続き関係も、下調べしておくとスムーズ
出産後は書類の準備や保活もバタバタしがち。
今のうちに保育園の申請書類や流れを調べておくだけでも、あとあとラクになります。
「今は見るだけ」と決めて、軽めのリサーチから始めてみるのもOKです♪

みなみ
いよいよ臨月も近づいてきて、「出産」という言葉が少しずつリアルに感じられる頃。
でも、まだ“がんばるスイッチ”は無理に入れなくて大丈夫◎
「今日できたこと」に目を向けて、自分にやさしく○をつけてあげてくださいね**
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