\ 妊娠32週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠32週!
いよいよ臨月が見えてきて、「出産」の二文字が現実味を帯びてくる頃かもしれませんね*
赤ちゃんは、日ごとに大きく・たくましくなっていて、胎動のひとつひとつにも力強さを感じられるようになってきます。
ママの体には、張りやすさや動きづらさ、寝苦しさなども出やすくなってくる頃です。
ここからは、妊娠32週の赤ちゃんの様子や、ママの体の変化、過ごし方のヒントを現役助産師の視点から、まとめてご紹介していきますね♪
少しでも「そうそう、気になってた!」という気づきがあれば嬉しいです**
妊娠32週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠32週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠32週目は 妊娠9ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠32週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
ここからは、妊娠32週の健診で行う腹部エコーについてご紹介します♪
赤ちゃんの元気さはもちろん、お腹の中の環境が“安心できる状態”かどうかを見ていきます!
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさや推定体重を確認する
赤ちゃんの体重はおよそ1.8〜2.0kg前後に。
エコーで頭やお腹、太ももの骨などを測定し、その子らしい成長をしているかをチェックします。
個人差が出てくる時期ですが、全体のバランスが大切なポイントです◎
- 心臓の動きと血流を観察する
心拍数やリズム、4つの部屋の構造などを確認し、血液の流れがスムーズかどうかもあわせて見ていきます。
この頃になると、心臓の動きがさらに力強く見えるようになります♡
- 脳の構造を確認する
小脳や脳室など、脳の各部位が適切に育っているかをチェックします。
成長の様子を見守る、大切な確認ポイントです。
- 胎盤の位置や厚み、成熟度をチェックする
胎盤が**子宮口にかかっていないか(前置胎盤・低置胎盤)**を継続して確認します。
また、**胎盤の厚さや“グレード”(成熟度)**も見ながら、赤ちゃんへの酸素や栄養がきちんと届いているかを確認します。
- 羊水の量を確認する
羊水が赤ちゃんを守るクッションのような役割をしているため、多すぎ・少なすぎになっていないかを見ていきます。
羊水量のチェックは、ママの体調変化のヒントにもつながります◎
- へその緒(臍帯)の血流をチェックする
赤ちゃんへ酸素や栄養を届けるへその緒が、正常に機能しているかを確認します。
巻きつきなどが見える場合もありますが、多くの場合は赤ちゃん自身が調整してくれるので、経過観察で問題ないことがほとんどです♪
- 赤ちゃんの向き(頭位・骨盤位)を確認する
頭を下にした“頭位”の赤ちゃんが増えてきますが、まだ動くスペースが残っているため、向きが変わることもあります。
この時期から、少しずつお産に向けた位置の確認も始まっていきます。

みなみ
エコーのたびに、「赤ちゃんがここにいるんだなぁ」という実感が少しずつ強まってきますよね*
会える日が近づくにつれて、画面に映るその姿がますます愛おしく感じられてきます。
妊娠32週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠32週目によく起こる症状 /
めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ
妊娠32週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
ここからは、妊娠32週の赤ちゃんの成長と、エコーで見えるようになってくる発達の様子をご紹介します♪
赤ちゃんは、お腹の中でしっかりと“外の世界に出る準備”を進めています♡
- 体重は2kgを超える子も。全身がふっくらしてくる
この頃の赤ちゃんの体重は1.8〜2.0kg前後。
皮下脂肪がさらに増えてきて、顔や体がぷっくりと赤ちゃんらしいフォルムになってきます。
「お顔の輪郭がわかってきた!」という方も増えてくる頃です♡
- 皮膚がなめらかになり、赤みやしわが減ってくる
これまでは赤みが強くシワの多い皮膚でしたが、しっとりとした質感に近づいていく時期。
肌のバリア機能も整ってくるので、生まれるための準備がまたひとつ進んでいます◎
- 肺の機能がさらに成熟し、呼吸の練習も活発に
サーファクタント(肺を膨らませるために必要な物質)の分泌も増えて、生まれてすぐに呼吸できる力がしっかり整ってくる頃です。
エコーでも、羊水を吸って吐くような動きがよく見えるようになります♪
- 聴覚・視覚などの感覚がよりはっきりしてくる
お腹の外の光や音、ママの声にもはっきり反応できるようになってきます。
同じ音楽に反応したり、声に合わせて動いたり、“記憶”や“認識”が芽生えてきているといわれています。
- 眠ったり起きたりのリズムが安定してくる
“レム睡眠・ノンレム睡眠”のサイクルがより安定し、眠っているときと起きているときの差がはっきりしてきます。
胎動の時間帯にパターンが出てくるママも多く、**「毎晩この時間になるとよく動くなぁ」**と感じることも◎
- 動きや反応に“その子らしさ”が見えてくる
あくび、伸び、しゃっくり、手足のびのび…
エコーで見るしぐさや動きに**「なんかこの子っぽいな♡」と思える瞬間**が増えてくる頃です。
胎動を通して、赤ちゃんとの“やりとり”を感じられる時間がもっと楽しくなっていきます♪

みなみ
いま、赤ちゃんはお腹の中でぐんと大きくなりながら、生まれる日のための準備を着々と進めています。
しっかり育っている姿を見るたびに、「あともう少しだな…」と、会える日が楽しみになってきますね**
妊娠32週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠32週は、赤ちゃんの成長が加速する一方で、ママの体にも疲れやすさやしんどさが出やすくなる頃です。
「しんどいけど、がんばらなきゃ」と思ってしまう方も多い時期。
でも、がんばりすぎなくて大丈夫です◎
少しずつ、ママのペースで過ごしていきましょう**
ここからは妊娠32週に気をつけたいことを紹介していきます!
- お腹の張りが強くなる・回数が増える
子宮が大きくなり、お腹の張りを感じる頻度がさらに増える時期です。
立ち仕事や外出のあと、少しでも違和感があったら、早めに座って休む・横になるなど“ストップする勇気”も大切です◎
- むくみ・こむら返りなどの血流トラブルが起きやすい
夕方以降に足がパンパンになる・夜中に足がつるなどがよく見られるようになります。
ぬるめのお風呂、軽い足のマッサージやストレッチなどで、日々の血流ケアを習慣にできると◎
- 腰や骨盤、恥骨の痛みが強くなることも
お腹の重みや姿勢の影響で、腰痛や骨盤まわりの痛みがつらくなることも。
クッションや骨盤ベルトを使って、「ちょっとでもラクになる方法」を探してみてくださいね。
- 胃の圧迫感・食後の苦しさに注意
胃が持ち上げられることで、食後にムカムカしたり、胸やけを感じやすくなることもあります。
食事の量を分けたり、食後はゆったり過ごすよう意識するだけでも違いますよ◎
- 夜の眠りが浅くなりやすい
頻尿、胎動、寝返りのしづらさなどが重なって、なかなかぐっすり眠れない方も多い時期です。
眠れない夜があっても大丈夫◎
日中に仮眠をとったり、香りや音でリラックスするなど、やさしい工夫を取り入れてみてください**
- 不安やプレッシャーが出てきやすい時期「ちゃんと準備できてるかな」「もうすぐなのに不安…」と、焦ったり心配になったりすることもあるかもしれません。
でも、そう感じるのは、ママとしてまっすぐ向き合っている証。
今の気持ちを言葉にしたり、誰かと共有することが、少し気持ちを軽くしてくれるはずです♡

みなみ
からだの変化も、こころの揺れも、「あと少し」のサイン。
完璧に過ごせなくても、思うように動けなくても、それだけでちゃんと、がんばってる。
そんな自分に「今日もよくやったよ」って、やさしく声をかけてあげてくださいね**
妊娠32週目にすべきこと

みなみ
ここからは、妊娠32週のうちに「そろそろやっておきたいこと」をご紹介します♪
出産まであと1ヶ月半ほど。
“すべて完了!”じゃなくても大丈夫なので、できることから少しずつ整えていきましょう◎
- 入院グッズ・赤ちゃん用品の準備を仕上げておく
ママの入院バッグ、赤ちゃんのお世話グッズなど、リストに沿って準備を本格的に進めるタイミングです。
「これはすぐに使う」「これはあとで持ってきてもらう」など、分けておくと後がラクに♪
- 陣痛・破水が来たときの動きを再確認する
夜中・休日などのタイミングを想定して、送迎の連携や病院への連絡手順を整理しておきましょう。
不安なときにパッと見られるように、連絡先を紙にまとめておくのもおすすめです◎
- バースプランを考えはじめる
「どんなお産にしたいか」「どんなサポートがあると安心か」など、
少しずつ“自分の希望”を言葉にしておくことで、産院とのやりとりもスムーズになります。
まだ漠然としていても大丈夫。「こうだったらうれしいな」を書き留めておくだけでも◎
- 仕事の引き継ぎ・産休準備を整える
お仕事をしているママは、職場との最終調整や引き継ぎのタイミングに入る頃。
体調に合わせてペースダウンしながら、「ここまではやる・ここからは任せる」ラインを明確にしておけると安心です**
- 赤ちゃんとの生活を軽くイメージしてみる
「授乳ってどんな感じ?」「昼夜逆転って本当にあるの?」など、
気になることは本やサイトでゆるっと調べてみるだけでもOK。
“知らなかった”を“なんとなく知ってる”に変えておくだけで、気持ちの余裕に◎
- 産後のサポート体制を整理しておく
頼れる人が限られている場合は、産後ケア事業・家事サポート・育児ヘルプの制度などを調べておくのも大事な準備です。
「もしものときの選択肢がある」と思えるだけでも、心がふっと軽くなりますよ*

みなみ
「ちゃんと準備できてないかも」と感じる日があっても大丈夫**
ひとつでも進めたことがあるなら、それは十分な一歩です。
自分のペースで整えていきましょう*
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