\ 妊娠35週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠35週!
いよいよ臨月目前。赤ちゃんとの対面まで、あとほんのわずかとなってきましたね。
「楽しみ」と「ちょっと怖い」が入り混じるこの時期。
赤ちゃんが元気に動く姿にホッとしたり、ふと不安になったり…
体のしんどさも増えてきて、「がんばりたいのに、思うように動けない」そんな気持ちになる日もあるかもしれません。
でも、今ママが感じているすべては、ちゃんと“赤ちゃんと一緒にここまできた”証。
ひとつひとつの変化を、やさしく受けとめながら過ごしていきましょう*
ここからは、妊娠35週の赤ちゃんの様子や、ママの体の変化、過ごし方のヒントを現役助産師の視点からお届けします♪
参考にしていただけたら嬉しいです!
妊娠35週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠35週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠35週目は 妊娠9ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠35週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
ここからは、妊娠35週の健診で行われる腹部エコーについてご紹介します♪
この時期は、赤ちゃんの発育状況に加えて、“出産に向けての準備が整っているか”をチェックしていく大切なタイミングです。
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの大きさや体重をチェックする
35週の赤ちゃんの体重は、およそ2.3〜2.5kg前後。
頭の大きさ、腹囲、太ももの骨の長さを測って、推定体重や発育バランスが順調かを確認します◎
体重が増えすぎていないか・小さすぎないかなど、**出産に向けた目安としても注目されるポイントです。
- 心臓の動きと血流のチェック
心拍数の安定性や、血液の流れがスムーズかどうかを見ていきます。
胎児の心臓はこの時期、さらに力強く動いている様子がエコーでもよくわかるように♪
- 脳の構造や発達を確認する
脳室や小脳の大きさ、左右差がないかなど、脳のバランスよく成長しているかどうかを見守ります。
後期に入っても、脳の発達はどんどん進んでいる大切な時期です*
- 胎盤の位置や成熟度を見守る
胎盤が下がっていないか(前置胎盤・低置胎盤)、厚みや“グレード”と呼ばれる成熟度の状態もチェックします。
胎盤の状態が整っているかどうかは、赤ちゃんへの栄養・酸素の供給状況にも関わる重要な項目です◎
- 羊水の量が適切かを確認する
羊水は、赤ちゃんの動きを守るクッションのような役割。
量が多すぎたり少なすぎたりしないかを見ながら、赤ちゃんが過ごしやすい環境になっているかを確認します♪
- へその緒(臍帯)の血流の流れを見守る
血液がきちんと流れているか、へその緒の中の血流の速さや方向を見て、赤ちゃんにしっかり栄養が届いているかをチェックします。
巻きつきがある場合も、多くはそのまま経過観察で問題ないことがほとんどです◎
- 赤ちゃんの向きや骨盤への下がり具合を確認する
頭が下になっている“頭位”かどうかを確認し、骨盤の中に少しずつ下がってきているかも見ていきます。
赤ちゃんの位置や向きが安定してきていると、「そろそろだな」という実感も高まってきますね!

みなみ
エコーでは、赤ちゃんの元気さに加えて、「お産に向けて準備が進んでいるか」も見守っています。
「もうすぐだね」「がんばってるね」と、赤ちゃんに声をかけたくなるような愛おしい時間ですね⭐︎
妊娠35週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠35週目によく起こる症状 /
めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ
妊娠35週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
ここからは、妊娠35週の赤ちゃんの成長と、エコーで見える発達の様子をご紹介します♪
赤ちゃんは、ママのお腹の中で“外の世界に出る準備”をいよいよ最終段階へと進めています。
- 体重は約2.3〜2.5kgほどに。ふっくらとした姿に
皮下脂肪がしっかりついてきて、お顔や体のラインが“まさに新生児”に近づいてくる頃です。
エコーでほっぺや唇の丸みが見えると、「わぁ、もうこんなに赤ちゃんらしくなってるんだ♡」と感動するママも多い時期です♪
- 肺の機能はほぼ完成へ
サーファクタントの分泌も安定し、呼吸の準備がしっかり整ってきます◎
もしこの時期に生まれたとしても、自力で呼吸できる可能性が高くなってきます。
赤ちゃん自身が、「そのとき」に向けてがんばっている証ですね**
- 皮膚のバリア機能も整い、肌がしっとりしてくる
赤みやしわは減って、新生児らしいぷるんとした肌に近づいてくる頃。
胎脂(たいし)も全身にしっかり広がり、赤ちゃんの繊細なお肌を守ってくれています。
- 神経系・感覚の発達がさらに進む
光や音への反応がより敏感になり、ママの声や外の音にちゃんと気づいている様子が見られることも♡
エコー中に声をかけると反応したり、特定の音楽にポコポコ動いたり…
“つながり”を感じられるうれしい瞬間が増えてきます◎
- 胎動に個性やリズムが出てくる
動きの強さやタイミングがはっきりして、**「この時間はよく動くな」「足をここに当ててるかも…」**と
ママ自身が赤ちゃんの様子を読み取れるようになってくる頃です。
やりとりのような胎動に、心がほっとあたたかくなる時間が増えてきますね。
- あくびや伸び、表情の変化などもしっかり見えることも
エコーであくびをしていたり、手で顔を触っていたり…
そのしぐさに思わず「かわいい…♡」と声が出ちゃうママもたくさんいます。

みなみ
赤ちゃんは、ママのお腹の中で“いつ出発してもいいように”準備を整えてくれています。
日に日に強く、たくましく、愛おしくなっていく姿に、「もうすぐ会えるんだな」と実感が深まってくる頃ですね**
妊娠35週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠35週は、体の負担も気持ちの揺らぎもピークに近づいてくる頃。
「何をしても疲れる」「もう動きたくない」そんなふうに感じる日も、きっと増えてくるかもしれません。
でもそれは、ママがしっかりここまで命を育ててきた証。
今は“ラクすること”が、ちゃんとしたがんばり方です◎
ひとつひとつ、自分のペースで向き合っていけたら大丈夫ですよ**
ここからは妊娠35週に気をつけたいことを紹介していきます!
- お腹の張りやすさ・前駆陣痛が出やすくなる
後期の張りはさらに頻度や強さが増し、**「ズーンと重い」「キューッとつっぱる」**などの感覚がわかりやすくなります。
不規則な痛みや張り(前駆陣痛)を感じる方も。
リラックスできる体勢を見つけて、無理せずすぐに休むことを優先してみてくださいね◎
- 腰・骨盤・股関節の痛みが強くなる
赤ちゃんの位置が下がってくる影響で、骨盤まわりや股関節にズキズキ・ジンジンした痛みが出ることもあります。
歩くのがつらい日も、「今日はおやすみな日」と割り切るのも立派な過ごし方です♪
- 足のむくみ・つり・疲れやすさもピークに
とくに夕方以降は、足がパンパンになる・夜中につるといった症状も出やすい頃。
着圧ソックス、ぬるめのお風呂、足上げ姿勢など、“今の自分にできるケア”で十分です◎
- 胃の圧迫や食欲のムラが出る
胃が押されて、**「すぐお腹いっぱいになる」「ムカムカする」**といった症状が増える方も。
回数を分けて食べたり、消化のよいもの・温かいものを中心に取り入れてみてくださいね。
- 夜眠れない・中途覚醒が増える
頻尿、胎動、腰のだるさなどで、深い眠りがとれない日が増えるのもこの時期あるある。
どうか「ちゃんと眠らなきゃ」と思いすぎず、日中に少し横になるだけでも◎
“休めるタイミングを逃さない”ことが、今いちばん大事なことです♡
- 「大丈夫かな…」という気持ちがふくらみやすい
「出産こわいな」「ちゃんとできるかな」「この子元気かな」
どれもとっても自然な気持ちです。
そんなときは、一度深呼吸して、赤ちゃんにそっと話しかけてみてください。
声をかけるたびに、きっと赤ちゃんも、ママのことを感じてくれています*

みなみ
もう、ママは十分がんばっています。
思い通りに動けなくても、気分が乗らなくても、「今日を過ごせたこと」が何よりすごいことなんです◎
自分にやさしく過ごしてくださいね**
妊娠35週目にすべきこと

みなみ
ここからは、妊娠35週のうちに「やっておくと安心なこと」をご紹介します♪
予定日まであと少し…でも、まだ“いま”できることがあるからこそ、焦らずちょっとずつ進めていきましょう◎
- 入院バッグを玄関やリビングに準備しておく
いつ陣痛や破水が起きても大丈夫なように、持ち出しやすい場所にバッグを移しておくのがおすすめです。
「いざというときにすぐ持って行ける」と思えるだけで、ママ自身の気持ちがグッと落ち着きます◎
- 母子手帳・診察券・保険証などは1か所にまとめておく
小さめのポーチなどに必要な書類・連絡先などをまとめておくと、慌てず対応できて安心です♪
コピーを家族に渡しておくのも◎
- 陣痛・破水がきたときの動き方を、再度シミュレーションしておく
夜間・外出時・パートナー不在時など、いろんなパターンをもう一度確認しておけると◎
病院への連絡タイミングや、送迎・上の子の対応なども口頭だけでなくメモに残しておくと安心感が増します。
- 冷蔵庫や冷凍庫の整理・ストック作りも少しずつ
出産後すぐに買い物に行けないこともあるため、レトルト・冷凍食品・カット野菜・飲み物などを少しずつストックしておくと◎
食べやすいゼリーや飲むヨーグルトなど、自分が“しんどいとき用”に選んでおくのもおすすめです♪
- バースプランの最終確認をしておく
提出の必要がある方は、このタイミングで最終チェックを。
まだ迷っていても大丈夫。「できたらこうしたいな」を、今の自分の気持ちで書けていればOK◎
- 産後に頼れる先・話せる相手をイメージしておく
実家、パートナー、友人、助産師さん…誰でもいいので、「困ったときに連絡できる人」をひとりでも思い浮かべておけると安心です。
母乳相談・産後ケア事業・保健師さんなど、専門的なサポートも選択肢として持っておくと◎

みなみ
「何を優先したらいいかわからない…」と感じたときは、“今の自分が動けそうなこと”だけで大丈夫。
この時期にしかできない準備もあれば、後から整えていけることもあります。
ひとつずつ、「今日ちょっと進めたよ」と思えたら、それで満点**
無理のないペースで進めてくださいね!
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