【現役助産師解説】妊娠38週の妊婦の症状・体の変化・赤ちゃんの成長

妊娠早見表

\ 妊娠38週目のポイントはコチラ /

何ヶ月に相当?妊娠10ヶ月
妊婦健診の頻度妊娠1週間に1回
妊婦健診の内容尿の検査血圧測定
体重測定腹エコー
赤ちゃんの大きさメロンくらいの大きさ
身長:約48〜50cm
体重:約2900〜3200g
赤ちゃんの成長・赤ちゃんらしい丸みのある体つきに
・肺の準備が整い、いつでも呼吸できる状態に
・お肌の状態がなめらかになり、胎脂が減ってくる
・音や光にしっかり反応できるようになる
・胎動は圧迫感やモゾモゾとした動きが中心に
・動きや表情に「もうすぐ会える」と感じられる
体に起こる症状胸の張り 頻尿 めまい 頭痛 便秘 腰痛 むくみ 動悸 息苦しい 胸焼け 静脈瘤 こむら返り
注意すること・前駆陣痛やおしるしは慌てず様子を見る
・骨盤の痛みには体勢の工夫やクッションを活用
・足のむくみやつりは日常ケアでやわらげる
・食事は無理せず、こまめに少量ずつ食べる
・眠れない日は「休めるときに休む」を意識して
ToDoリスト・バッグを見える場所に置いて安心感を得る
・夜間や休日の移動手段を再確認しておく
・直前に必要なものはリスト化しておく
・最低限の退院後アイテムを整えておく
・サポートをお願いできる人と気軽に話す
・今の気持ちを書き出すことで心の整理にも◎

\ この記事を書いた人 /

大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師

– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア

みなみをフォローする

妊娠38週。
いよいよ出産が、もうすぐそこまで近づいてきましたね!

赤ちゃんは、生まれてくるタイミングをじっくり見計らいながら、
ママの準備が整うのを感じてくれています。

いつ陣痛がくるのかな?」「この感じって兆候…?
毎日がちょっとドキドキで、でもその中に少しワクワクも混ざってくる──
そんな気持ちの揺れも、“いよいよ”が近づいてきた証拠です**

ここからは、妊娠38週の赤ちゃんの様子や体の変化、過ごし方や準備しておきたいことなどを、現役助産師の視点からお伝えしていきます!参考にしてくださると嬉しいです**

妊娠38週目で知っておきたいこと

まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!

妊娠38週目は何ヶ月?

みなみ
みなみ

妊娠38週目は 妊娠10ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。

\ 妊娠週数の見方 /

妊娠月数妊娠週数
妊娠1ヶ月0〜3週
妊娠2ヶ月4〜7週
妊娠3ヶ月8〜11週
妊娠4ヶ月12〜15週
妊娠5ヶ月16〜19週
妊娠6ヶ月20〜23週
妊娠7ヶ月24〜27週
妊娠8ヶ月28〜31週
妊娠9ヶ月32〜35週
妊娠10ヶ月36〜40週

妊婦健診の頻度

みなみ
みなみ

ちなみに妊婦健診の頻度はこんな感じ!

\ 妊婦健診の頻度 /

妊娠初期(〜23週頃)4週間に1回
妊娠中期(24〜35週頃)2週間に1回
妊娠後期(36週以降)1週間に1回

妊娠38週に行う検査

\ 妊婦健診で行う検査 /

検査内容検査をする目的正常値
尿の検査尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるためどちらも陰性
血圧測定血圧の変動を確認するため140/90mmHg未満
体重測定体重の推移を記録するため週に300〜500g

腹部エコー

みなみ
みなみ

妊娠38週の健診では、「赤ちゃんが元気かどうか」はもちろん、「もうお産が近づいているか」「スムーズに生まれてこられる状態か」という視点でもエコーが行われます◎

\ 腹部エコーで何を見てる? /

  • 赤ちゃんの体重や成長バランスをチェックする
    この時期の赤ちゃんは、およそ2.9〜3.2kgほどになっていることが多いです。
    成長のスピードやバランスに偏りがないかを見ながら、出産に向けた準備が整ってきているかを確認していきます。
  • 心拍のリズム・血流の流れをていねいに見る
    心臓の動きや血流の勢いなどから、赤ちゃんが子宮の中でしっかり過ごせているかをチェックします。
    胎動が前より少なく感じるときでも、血流や心拍が安定していれば問題のないことがほとんど◎
  • 脳の構造や発達を確認する
    脳室、小脳などに異常がないか、全体のバランスを確認していきます。
    38週でも、赤ちゃんの神経系はじわじわ発達を続けています**
  • 胎盤の成熟度(グレード)や位置の確認
    胎盤の厚みや位置、グレード(成熟段階)が適切かをチェックします。
    成熟しすぎて酸素や栄養が届きにくくなっていないか、“赤ちゃんの居心地”を見守るポイントのひとつです。
  • 羊水の量・性状をチェックする
    羊水が少なすぎ・多すぎになっていないか、濁りや異常がないかを確認します。
    羊水の状態が整っているかどうかは、赤ちゃんにとっての「安全なお部屋」の目安にもなります◎
  • へその緒(臍帯)の血流や巻きつきの確認
    へその緒が赤ちゃんに巻きついていないか、巻いていても血流に問題がないかを見守ります。
    多くの場合、巻きつきがあっても赤ちゃんが元気なら心配はいりません◎
  • 赤ちゃんの頭の位置や骨盤への下がり具合を確認する
    頭が下にあるか(頭位)、すでに骨盤内に固定されているかどうかをチェックします。
    赤ちゃんが少しずつ降りてきていると、「そろそろかな」という実感が湧いてくるママも多い頃です**
みなみ
みなみ

エコーを見ながら「ちゃんと育ってるね」「ここまできたね」と、
赤ちゃんと静かに対話するような気持ちになる方も増えてくる頃。
そんなひとときが、お産に向かう心を整えてくれる時間にもなりますね**

妊娠38週目のママの症状

みなみ
みなみ

今感じている症状は、ありますか?

\ 妊娠38週目によく起こる症状 /
胸の張り 頻尿 めまい 頭痛 便秘  腰痛 むくみ 動悸 息苦しい 胸焼け 静脈瘤 こむら返り

妊娠38週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
みなみ

ここからは、妊娠38週の赤ちゃんの成長と、エコーで見えてくる変化についてご紹介します♪
この時期の赤ちゃんは、もう“いつ生まれてきても大丈夫”な状態になっています◎

  • 体重は2.9〜3.2kgほど。ふっくらとした新生児らしい姿に
    皮下脂肪がたっぷりついて、顔や体の丸みもぐんと増えてきます。
    エコーで見ると、口や鼻、頬のふくらみなどがくっきり見えることも◎
    「どんな顔してるのかな?」と、ますます楽しみがふくらむ頃ですね♡
  • 肺の機能は完成。呼吸の準備はばっちり
    サーファクタントの分泌もしっかり安定していて、外の世界でも十分に呼吸できる状態です。
    もう、「がんばって生まれてきてね」と安心して伝えられるタイミングです**
  • 肌のきめが細かくなり、胎脂も少しずつ減ってくる
    お肌の赤みやしわも落ち着き、しっとりなめらかな質感へ。
    胎脂も吸収されていき、赤ちゃんらしいやわらかさとつやが出てきます◎
  • 感覚の発達もさらに洗練されてくる
    光や音、ママの声にもとても敏感に反応できるようになってきています。
    お腹の外の世界が、**“ちょっとずつ近づいてきている”**ことを感じているのかもしれませんね。
  • 胎動は少なく感じる日も。でもしっかり伝わってくる
    動くスペースが限られてきているため、「モゾモゾ」「ググッ」とした圧迫感のある動きが中心に。
    **「今日はここを蹴ってるな〜」「このへんにいるな〜」**と、赤ちゃんの位置を感じやすい方も多い時期です◎
  • エコーでの表情や動きに、より強く“いのち”を感じる
    手で顔を隠したり、のびをしたり、小さくしゃっくりをしていたり…
    ひとつひとつの動きが、「いよいよだな」「ちゃんとここまで育ってくれたんだな」と、感じさせてくれます**
みなみ
みなみ

赤ちゃんは今、ママのタイミングを感じながら、自分の力で“その日”を選ぼうとしているところです。
会える日が、本当に楽しみですね**

妊娠38週に気をつけること・過ごし方

みなみ
みなみ

妊娠38週。
赤ちゃんに会える日が近づく中で、体も心も少しずつ変化が出てくる時期です。

「なんだかそわそわする」「ちょっとしたことで不安になる」
そんな気持ちがふとあらわれることもあるかもしれません。

でも、それはきっと、ここまでたどりついたからこその“揺れ”
自分のペースで、今できることをひとつずつ。
体と心の声に耳をすませながら過ごしてくださいね◎

ここからは妊娠38週に気をつけたいことを紹介していきます!

  • 前駆陣痛やおしるしが見られることも
    お腹の張りが強まったり、ギューッとくるような痛みを感じることが増えてきます。
    それが不規則であれば、前駆陣痛の可能性が高いです◎
    **茶色っぽい・ピンクがかったおりもの(おしるし)**も、この時期にはよく見られます。
    慌てず、様子を見ながら体を休めてあげる時間をつくってくださいね。
  • 足のつけ根や腰の痛みが強くなる
    赤ちゃんが下がってくることで、恥骨や腰の奥がズーンと重たくなる感じが出てくる方もいます。
    骨盤ベルトやクッション、抱き枕を使って、ラクな体勢を見つけておくことが大切です◎
  • 足のむくみ・つりが続くことも
    一日中座っていたり、立ちっぱなしの姿勢が続くと、足がパンパンになってつらいことも。
    そんなときは、お風呂で温める・軽くマッサージする・足を高くして休むなど、ちょっとしたケアをこまめに取り入れてみてください♪
  • 胃の圧迫感や食欲のムラも出やすい
    赤ちゃんが下がってきているとはいえ、胃や腸を圧迫して、**「少し食べただけで苦しい」**と感じる方も。
  • 食事は無理せず、こまめに分けて少量ずつ
    消化のいいもの・あたたかいものを選ぶと、食べやすさもアップしますよ◎
  • 夜に眠れなかったり、気持ちが落ち着かない日も
    体が重たくなってきたり、赤ちゃんのことが気になって、夜中に目が覚めることもあるかもしれません。
    「ちゃんと寝なきゃ」と思うと焦ってしまうので、昼間に少し横になる・心地よい音楽を聴くなど、
    “休めるときに休む”感覚を持てると気持ちもラクになりますよ**
みなみ
みなみ

お産が近づくと、体も心もゆらぎやすくなるのは自然なこと。
「今日はゆっくりしよう」
「これだけできたなら十分」
そんなふうに、自分の声にそっと耳を傾けながら過ごしてみてくださいね**

妊娠38週目にすべきこと

みなみ
みなみ

妊娠38週。
お腹の張りや前駆陣痛が少しずつ増えてきて、
「そろそろかな?」「急に来たらどうしよう…」とそわそわする日も増えてきたかもしれません。

でも大丈夫。
今のうちに“ちょっとずつ”準備しておくだけで、当日もずっと安心して動けます◎
ここでは、38週に入った今だからこそやっておきたいことをご紹介します!

  • 入院バッグを玄関近くに置く・家族にも場所を伝える
    持ち物の最終チェックが終わったら、すぐ持ち出せる位置に移動しておくのが安心です。
    パートナーや家族にも「ここにあるよ」と共有しておけると、もしものときもスムーズ◎
  • 出産までの移動手段を再確認しておく
    いざというときにどうやって病院へ行くか、あらためて確認しておきましょう。
    自家用車・タクシー・送迎アプリなど、選択肢は複数持っておくのが安心。
    夜間や休日の連絡先・対応方法もチェックしておくと◎
  • 忘れがちな持ち物をメモしておく
    スマホの充電器、眼鏡、保険証、診察券など、当日ギリギリに必要になるものはメモに書き出しておくのが◎
    「当日あわてずに済む」が、心のゆとりにつながります**
  • 退院後すぐに使うものを少しだけ準備しておく
    自分の下着や産褥ショーツ、赤ちゃんの肌着・おむつ・おしりふきなど、
    「とりあえずこれがあれば過ごせる」という最低限のセットを整えておくだけでOK◎
  • サポートを頼めそうな人と軽く話しておく
    ママの体も心もふわふわ揺れやすい時期。
    **「産後ちょっと手伝ってくれると助かるかも」**そんな一言を、家族や身近な人に伝えておけると、あとがグッとラクになります◎
  • 今の気持ちや希望をメモにしておく
    「出産で大切にしたいこと」「不安に思っていること」など、言葉にしておくだけで、気持ちが整理されることも。
    バースプランがまだ完成していなくても、今感じていることをそのまま書き出すだけで十分です◎
みなみ
みなみ

焦らなくて大丈夫。
“少しでも準備してある”という安心感が、当日の落ち着きにつながっていきます。
ママにとって心地よいペースで、ひとつずつ整えてみてくださいね*

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