\ 妊娠38週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠38週。
いよいよ出産が、もうすぐそこまで近づいてきましたね!
赤ちゃんは、生まれてくるタイミングをじっくり見計らいながら、
ママの準備が整うのを感じてくれています。
「いつ陣痛がくるのかな?」「この感じって兆候…?」
毎日がちょっとドキドキで、でもその中に少しワクワクも混ざってくる──
そんな気持ちの揺れも、“いよいよ”が近づいてきた証拠です**
ここからは、妊娠38週の赤ちゃんの様子や体の変化、過ごし方や準備しておきたいことなどを、現役助産師の視点からお伝えしていきます!参考にしてくださると嬉しいです**
妊娠38週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠38週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠38週目は 妊娠10ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠38週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
妊娠38週の健診では、「赤ちゃんが元気かどうか」はもちろん、「もうお産が近づいているか」「スムーズに生まれてこられる状態か」という視点でもエコーが行われます◎
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの体重や成長バランスをチェックする
この時期の赤ちゃんは、およそ2.9〜3.2kgほどになっていることが多いです。
成長のスピードやバランスに偏りがないかを見ながら、出産に向けた準備が整ってきているかを確認していきます。
- 心拍のリズム・血流の流れをていねいに見る
心臓の動きや血流の勢いなどから、赤ちゃんが子宮の中でしっかり過ごせているかをチェックします。
胎動が前より少なく感じるときでも、血流や心拍が安定していれば問題のないことがほとんど◎
- 脳の構造や発達を確認する
脳室、小脳などに異常がないか、全体のバランスを確認していきます。
38週でも、赤ちゃんの神経系はじわじわ発達を続けています**
- 胎盤の成熟度(グレード)や位置の確認
胎盤の厚みや位置、グレード(成熟段階)が適切かをチェックします。
成熟しすぎて酸素や栄養が届きにくくなっていないか、“赤ちゃんの居心地”を見守るポイントのひとつです。
- 羊水の量・性状をチェックする
羊水が少なすぎ・多すぎになっていないか、濁りや異常がないかを確認します。
羊水の状態が整っているかどうかは、赤ちゃんにとっての「安全なお部屋」の目安にもなります◎
- へその緒(臍帯)の血流や巻きつきの確認
へその緒が赤ちゃんに巻きついていないか、巻いていても血流に問題がないかを見守ります。
多くの場合、巻きつきがあっても赤ちゃんが元気なら心配はいりません◎
- 赤ちゃんの頭の位置や骨盤への下がり具合を確認する
頭が下にあるか(頭位)、すでに骨盤内に固定されているかどうかをチェックします。
赤ちゃんが少しずつ降りてきていると、「そろそろかな」という実感が湧いてくるママも多い頃です**

みなみ
エコーを見ながら「ちゃんと育ってるね」「ここまできたね」と、
赤ちゃんと静かに対話するような気持ちになる方も増えてくる頃。
そんなひとときが、お産に向かう心を整えてくれる時間にもなりますね**
妊娠38週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠38週目によく起こる症状 /
胸の張り 頻尿 めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ 動悸 息苦しい 胸焼け 静脈瘤 こむら返り
妊娠38週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
ここからは、妊娠38週の赤ちゃんの成長と、エコーで見えてくる変化についてご紹介します♪
この時期の赤ちゃんは、もう“いつ生まれてきても大丈夫”な状態になっています◎
- 体重は2.9〜3.2kgほど。ふっくらとした新生児らしい姿に
皮下脂肪がたっぷりついて、顔や体の丸みもぐんと増えてきます。
エコーで見ると、口や鼻、頬のふくらみなどがくっきり見えることも◎
「どんな顔してるのかな?」と、ますます楽しみがふくらむ頃ですね♡
- 肺の機能は完成。呼吸の準備はばっちり
サーファクタントの分泌もしっかり安定していて、外の世界でも十分に呼吸できる状態です。
もう、「がんばって生まれてきてね」と安心して伝えられるタイミングです**
- 肌のきめが細かくなり、胎脂も少しずつ減ってくる
お肌の赤みやしわも落ち着き、しっとりなめらかな質感へ。
胎脂も吸収されていき、赤ちゃんらしいやわらかさとつやが出てきます◎
- 感覚の発達もさらに洗練されてくる
光や音、ママの声にもとても敏感に反応できるようになってきています。
お腹の外の世界が、**“ちょっとずつ近づいてきている”**ことを感じているのかもしれませんね。
- 胎動は少なく感じる日も。でもしっかり伝わってくる
動くスペースが限られてきているため、「モゾモゾ」「ググッ」とした圧迫感のある動きが中心に。
**「今日はここを蹴ってるな〜」「このへんにいるな〜」**と、赤ちゃんの位置を感じやすい方も多い時期です◎
- エコーでの表情や動きに、より強く“いのち”を感じる
手で顔を隠したり、のびをしたり、小さくしゃっくりをしていたり…
ひとつひとつの動きが、「いよいよだな」「ちゃんとここまで育ってくれたんだな」と、感じさせてくれます**

みなみ
赤ちゃんは今、ママのタイミングを感じながら、自分の力で“その日”を選ぼうとしているところです。
会える日が、本当に楽しみですね**
妊娠38週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠38週。
赤ちゃんに会える日が近づく中で、体も心も少しずつ変化が出てくる時期です。
「なんだかそわそわする」「ちょっとしたことで不安になる」
そんな気持ちがふとあらわれることもあるかもしれません。
でも、それはきっと、ここまでたどりついたからこその“揺れ”。
自分のペースで、今できることをひとつずつ。
体と心の声に耳をすませながら過ごしてくださいね◎
ここからは妊娠38週に気をつけたいことを紹介していきます!
- 前駆陣痛やおしるしが見られることも
お腹の張りが強まったり、ギューッとくるような痛みを感じることが増えてきます。
それが不規則であれば、前駆陣痛の可能性が高いです◎
**茶色っぽい・ピンクがかったおりもの(おしるし)**も、この時期にはよく見られます。
慌てず、様子を見ながら体を休めてあげる時間をつくってくださいね。
- 足のつけ根や腰の痛みが強くなる
赤ちゃんが下がってくることで、恥骨や腰の奥がズーンと重たくなる感じが出てくる方もいます。
骨盤ベルトやクッション、抱き枕を使って、ラクな体勢を見つけておくことが大切です◎
- 足のむくみ・つりが続くことも
一日中座っていたり、立ちっぱなしの姿勢が続くと、足がパンパンになってつらいことも。
そんなときは、お風呂で温める・軽くマッサージする・足を高くして休むなど、ちょっとしたケアをこまめに取り入れてみてください♪
- 胃の圧迫感や食欲のムラも出やすい
赤ちゃんが下がってきているとはいえ、胃や腸を圧迫して、**「少し食べただけで苦しい」**と感じる方も。
- 食事は無理せず、こまめに分けて少量ずつ。
消化のいいもの・あたたかいものを選ぶと、食べやすさもアップしますよ◎
- 夜に眠れなかったり、気持ちが落ち着かない日も
体が重たくなってきたり、赤ちゃんのことが気になって、夜中に目が覚めることもあるかもしれません。
「ちゃんと寝なきゃ」と思うと焦ってしまうので、昼間に少し横になる・心地よい音楽を聴くなど、
“休めるときに休む”感覚を持てると気持ちもラクになりますよ**

みなみ
お産が近づくと、体も心もゆらぎやすくなるのは自然なこと。
「今日はゆっくりしよう」
「これだけできたなら十分」
そんなふうに、自分の声にそっと耳を傾けながら過ごしてみてくださいね**
妊娠38週目にすべきこと

みなみ
妊娠38週。
お腹の張りや前駆陣痛が少しずつ増えてきて、
「そろそろかな?」「急に来たらどうしよう…」とそわそわする日も増えてきたかもしれません。
でも大丈夫。
今のうちに“ちょっとずつ”準備しておくだけで、当日もずっと安心して動けます◎
ここでは、38週に入った今だからこそやっておきたいことをご紹介します!
- 入院バッグを玄関近くに置く・家族にも場所を伝える
持ち物の最終チェックが終わったら、すぐ持ち出せる位置に移動しておくのが安心です。
パートナーや家族にも「ここにあるよ」と共有しておけると、もしものときもスムーズ◎
- 出産までの移動手段を再確認しておく
いざというときにどうやって病院へ行くか、あらためて確認しておきましょう。
自家用車・タクシー・送迎アプリなど、選択肢は複数持っておくのが安心。
夜間や休日の連絡先・対応方法もチェックしておくと◎
- 忘れがちな持ち物をメモしておく
スマホの充電器、眼鏡、保険証、診察券など、当日ギリギリに必要になるものはメモに書き出しておくのが◎
「当日あわてずに済む」が、心のゆとりにつながります**
- 退院後すぐに使うものを少しだけ準備しておく
自分の下着や産褥ショーツ、赤ちゃんの肌着・おむつ・おしりふきなど、
「とりあえずこれがあれば過ごせる」という最低限のセットを整えておくだけでOK◎
- サポートを頼めそうな人と軽く話しておく
ママの体も心もふわふわ揺れやすい時期。
**「産後ちょっと手伝ってくれると助かるかも」**そんな一言を、家族や身近な人に伝えておけると、あとがグッとラクになります◎
- 今の気持ちや希望をメモにしておく
「出産で大切にしたいこと」「不安に思っていること」など、言葉にしておくだけで、気持ちが整理されることも。
バースプランがまだ完成していなくても、今感じていることをそのまま書き出すだけで十分です◎

みなみ
焦らなくて大丈夫。
“少しでも準備してある”という安心感が、当日の落ち着きにつながっていきます。
ママにとって心地よいペースで、ひとつずつ整えてみてくださいね*
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