【現役助産師解説】妊娠39週の妊婦の症状・体の変化・赤ちゃんの成長

妊娠早見表

\ 妊娠39週目のポイントはコチラ /

何ヶ月に相当?妊娠10ヶ月
妊婦健診の頻度妊娠1週間に1回
妊婦健診の内容尿の検査血圧測定
体重測定腹エコー
赤ちゃんの大きさスイカくらいの大きさ
身長:約49〜51cm
体重:約3000〜3400g
赤ちゃんの成長・顔や体の輪郭がくっきり、新生児らしい丸みに
・肺の準備が整い、いつでも呼吸できる状態に
・肌の赤みやしわが減り、なめらかに整う
・音や光に敏感に反応、ママとのつながりも感じやすく
・動きは少なめでも、力強くしっかり伝わる
・エコーの表情やしぐさが「もうすぐ」の実感に
体に起こる症状胸の張り 頻尿 めまい 頭痛 便秘 腰痛 むくみ 動悸 息苦しい 胸焼け 静脈瘤 こむら返り
注意すること・前駆陣痛やおしるしは落ち着いて様子を見る
・歩きにくさや骨盤の痛みには体勢の工夫を
・夜中の覚醒やトイレの近さも自然な変化
・胎動が減っても1日数回あればOK
・赤ちゃんのペースを信じて焦らず過ごす
ToDoリスト・バッグの場所と内容を家族と共有しておく
・当日入れるものは見えるところにリスト化
・連絡や移動の段取りを頭の中で再確認
・必要なものだけ軽くストックしておく
・希望や気持ちをメモしておくと安心

\ この記事を書いた人 /

大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師

– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア

みなみをフォローする

妊娠39週。
いよいよ、赤ちゃんに会える日が近づいてきましたね。
毎日少しずつ、体も心も“そのとき”に向けて動いていて、
日によってはそわそわしたり、ふっと気持ちが揺れる瞬間もあるかもしれません。

でもそんな変化も、赤ちゃんがもうすぐ来てくれる合図のひとつ。
「ここまできたんだな」と、少し深呼吸しながら過ごせると安心ですね**

ここからは、この時期に感じやすい変化や過ごし方のヒントを、現役助産師の視点からお届けします!
気になるところから、読んでみてくださいね**

妊娠39週目で知っておきたいこと

まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!

妊娠39週目は何ヶ月?

みなみ
みなみ

妊娠39週目は 妊娠10ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。

\ 妊娠週数の見方 /

妊娠月数妊娠週数
妊娠1ヶ月0〜3週
妊娠2ヶ月4〜7週
妊娠3ヶ月8〜11週
妊娠4ヶ月12〜15週
妊娠5ヶ月16〜19週
妊娠6ヶ月20〜23週
妊娠7ヶ月24〜27週
妊娠8ヶ月28〜31週
妊娠9ヶ月32〜35週
妊娠10ヶ月36〜40週

妊婦健診の頻度

みなみ
みなみ

ちなみに妊婦健診の頻度はこんな感じ!

\ 妊婦健診の頻度 /

妊娠初期(〜23週頃)4週間に1回
妊娠中期(24〜35週頃)2週間に1回
妊娠後期(36週以降)1週間に1回

妊娠39週に行う検査

\ 妊婦健診で行う検査 /

検査内容検査をする目的正常値
尿の検査尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるためどちらも陰性
血圧測定血圧の変動を確認するため140/90mmHg未満
体重測定体重の推移を記録するため週に300〜500g

腹部エコー

みなみ
みなみ

妊娠39週の健診では、赤ちゃんの元気さに加えて、「お産を迎える準備が整っているかどうか」を確認していきます。
ここからは、今の時期にエコーで見ているポイントをご紹介します!

\ 腹部エコーで何を見てる? /

  • 赤ちゃんの体重や成長のバランスをチェックする
    この時期の赤ちゃんの体重は、約3.0〜3.4kgほどになっていることが多いです。
    出産に向けて大きくなりすぎていないか、ママの骨盤とのバランスも含めて見守ることが大切なタイミングです◎
  • 心拍や血流の状態をていねいに見る
    心臓のリズムや血流の流れを見ながら、赤ちゃんがストレスなく過ごせているかをチェックします。
    胎動が少し落ち着いてきたかな?と感じている場合でも、血流や心拍に問題がなければ多くは心配ありません♪
  • 脳や神経の発達を確認する
    脳の構造や形を確認し、異常がないか、左右差がないかなどを見ていきます。
    39週でも、赤ちゃんの神経系はじわじわと完成に近づいています。
  • 胎盤の状態をチェックする
    胎盤が成熟しすぎていないか、栄養や酸素をしっかり届けられているかを見守ります。
    グレード(成熟度)の確認も、赤ちゃんにとっての“お部屋の快適さ”を測る大切な目安になります◎
  • 羊水の量・性状をチェックする
    羊水が極端に減っていないか・濁りがないかを確認します。
    羊水の量が減ってきている場合でも、赤ちゃんの元気さとのバランスを見ながら判断していきます◎
  • へその緒の血流や巻きつきの確認
    へその緒が赤ちゃんに巻きついていないか、巻きついていても血流に問題がないかをチェックします。
    巻きつきがあっても元気な赤ちゃんもたくさんいるので、必要以上に不安にならなくて大丈夫です**
  • 赤ちゃんの向きや下がり具合を確認する
    頭が下にある“頭位”かどうか、**骨盤に固定されてきているか(=“固定”の状態)**を見ていきます。
    「そろそろかも…」と感じるような、ママの体の変化ともリンクしてくるタイミングです◎
みなみ
みなみ

エコーで映る赤ちゃんの姿に、「ちゃんと育ってる」「ここまで来たんだな」と感じるママも多い頃かもしれません**
お産が始まるそのときまで、赤ちゃんのようすを一緒に見守れることが、なによりの安心につながっていきますね⭐︎

妊娠39週目のママの症状

みなみ
みなみ

今感じている症状は、ありますか?

\ 妊娠39週目によく起こる症状 /
胸の張り 頻尿 めまい 頭痛 便秘  腰痛 むくみ 動悸 息苦しい 胸焼け 静脈瘤 こむら返り

妊娠39週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
みなみ

ここからは、妊娠39週の赤ちゃんの発達や、エコーで見えてくる様子をご紹介します!

もういつ生まれても大丈夫な状態に仕上がっている赤ちゃんですが、「自分のタイミング」を見計らって、今この瞬間も、お腹の中でしっかりスタンバイ中です◎

  • 体重は3.0〜3.4kgほど。新生児らしい姿が完成
    ふっくらと丸みを帯びた体つきになり、顔や四肢もエコーでくっきり見えるようになります。
    口元や鼻の形、指先の動きなどもわかりやすくなってきて、
    「もうすぐ会えるんだな」と実感する瞬間がぐっと増えてくる時期です。
  • 肺の機能は完成し、呼吸の準備もばっちり
    外の空気でしっかり呼吸できるように、サーファクタント(肺の成分)も安定して分泌されています。
    「あとはいつ生まれてくるかだけ」──そんなふうに思える安心感が持てる頃です。
  • 皮膚はしっとりやわらかに。胎脂はほとんど吸収される
    肌の赤みやしわが落ち着き、つるんとした赤ちゃんらしい肌に近づいてきます。
    エコーでもお肌の質感や丸みがやわらかく感じられるようになり、愛おしさもさらに増しますね*
  • 感覚の発達も完成に近づき、外の刺激にも反応
    ママの声や外の光、音などに対して敏感に反応できるようになっています。
    お腹をなでるとググッと反応したり、ママとの“つながり”を感じるような瞬間が増えてくるかもしれません。
  • 胎動は少し落ち着きつつも、しっかり伝わってくる
    動くスペースが限られているため、「ドンッ」「ググッ」とした圧を感じるような動きに変わってきます。
    動きは少なくても、ひとつひとつが大きく力強いのがこの時期の特徴です◎
  • エコーで見える表情や動きに、もうすぐの実感がわいてくる
    しゃっくりをしたり、口を動かしたり、目を閉じたり──
    赤ちゃんの“らしさ”がふっとにじむような表情やしぐさに、会える日がますます楽しみになりますね。
みなみ
みなみ

赤ちゃんは今、**「いつ生まれようか」**とじっくり考えながら、
お腹の中でママと一緒に、最後の準備をしているところ。

ここまで大きくなってくれたこと、それだけでもう十分にすごいことです◎

妊娠39週に気をつけること・過ごし方

みなみ
みなみ

妊娠39週。
ここまでの道のりを思い返しながら、
「そろそろかな」「今日もまだかな」と、ちょっとそわそわする日も増えてきたかもしれませんね。

赤ちゃんは、お腹の中で自分らしいペースで“その日”を選ぼうとしているところ。
ママも、今の体や気持ちに寄り添いながら、無理なく過ごせると安心です**

ここからは妊娠39週に気をつけたいことを紹介していきます!

  • 前駆陣痛やおしるしが強まることもある
    お腹が張る回数が増えたり、生理痛のような痛みが不規則に続くこともあります。
    茶色やピンクのおりもの(おしるし)が出る方も多くなってきますが、
    量や痛みの強さ、赤ちゃんの動きなどを見ながら、落ち着いて様子を見て大丈夫です◎
  • 下腹部や恥骨まわりに重さ・圧迫感を感じやすい
    赤ちゃんが下がってくることで、下腹部がズーンと重たくなる感覚が出てきます。
    歩くときに足のつけ根が痛む・骨盤がきしむような感じがある方も多いので、
    クッションや抱き枕などを使って、“ラクな体勢”を見つけていきましょう◎
  • トイレが近くなったり、夜中に目が覚めやすくなる
    赤ちゃんの位置が下がることで、膀胱への刺激が増えたり、寝返りしにくくなることがあります。
    「また目が覚めちゃった…」というときも、ちょっと水分をとって、静かに深呼吸するだけで気分が落ち着くことも。
  • お腹の張りや胎動の感覚がいつもと少し違うと感じる日も
    張りが強くなったり、赤ちゃんの動きが少し減ったかな?と感じることもあるかもしれません。
    でも、大きくて力強い胎動が1日に数回感じられていれば、赤ちゃんはしっかり元気に過ごしています◎
    不安なときは、遠慮なくかかりつけの先生に相談して大丈夫です。
  • 「まだ陣痛がこない…」と焦る気持ちが出てくることも
    予定日が近づくにつれて、気持ちばかり先に進んでしまうような日もあるかもしれません。
    でも赤ちゃんは、ママと呼吸を合わせながら“ぴったりのタイミング”を選んでくれます。
    「いつかは必ず会えるから、今日は今日の過ごし方でいいんだ」と、ちょっと肩の力を抜いて過ごしてみてくださいね**
みなみ
みなみ

どんな気持ちが出てきても、それが“いまの自分”なんだと思えたら十分です◎
赤ちゃんもママも、もうここまでちゃんと歩んできました。
今日感じたことに○をつけて、その日その日を自分にやさしく過ごしていけますように*

妊娠39週目にすべきこと

みなみ
みなみ

妊娠39週。
いよいよ、「いつ始まってもおかしくない」時期になってきましたね。

ここまでに準備を進めてきた方も多いと思いますが、
「やり残しはないかな?」「このままで大丈夫かな?」と不安になることもあるかもしれません。

そんなときこそ、気になるところをちょっと見直してみるだけでOK◎
“ラストのひと押し”として安心につながることを、いくつかご紹介しますね!

  • 入院バッグの中身&配置を再確認しておく
    荷物はすでに整っていても、「どこに置いたっけ?」「パートナーがすぐ持ち出せるかな?」という視点で
    場所の確認&家族への共有をしておけるとより安心です◎
    飲み物やマスク、使い捨てスリッパなど、直前に入れたいものもチェックしておくと◎
  • 忘れやすいアイテムを、玄関まわりにメモしておく
    充電器、母子手帳、眼鏡、保険証など、当日バッグに入れたいものはメモで見えるところに貼っておくと安心。
    「うっかり忘れそうなことを“見える化”しておく」だけで、気持ちがふっとラクになりますよ♪
  • 病院への連絡・移動の流れをもう一度イメージしておく
    陣痛や破水が来たとき、どのタイミングでどこに連絡するか、どう移動するかを頭の中でシュミレーションしておくと、いざというときにも落ち着いて動けます。
    パートナーが不在のときの対応なども、さらっと話しておけると安心です◎
  • 食材や日用品の買い足しを“最低限だけ”しておく
    退院後の買い物が楽になるように、飲み物・冷凍食品・おにぎり・おしりふきなど“あると助かるもの”を少しだけ補充しておけると、あとがスムーズです。
    重いものやまとめ買いはパートナーと相談しながら準備していきましょう!
  • 自分の「こうしてほしいな」を再確認しておく
    「陣痛中は話しかけないでほしい」「励ましの言葉はうれしい」など、自分の希望をちょっと思い返しておくだけでも、心構えがしっかりしてきます◎
    バースプランを提出していない場合でも、今の気持ちをメモしておくのもおすすめです**
みなみ
みなみ

あれもこれもと気にしすぎなくて大丈夫**
“これで安心”と思えることが、今の自分にとってのちょうどよさ。
少しでも心が軽くなるような準備ができたら、それだけでもう十分ですよ◎
無理のないペースで過ごしてくださいね⭐︎

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