\ 妊娠40週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠40週。
ついに予定日を迎えたママも多い頃ですね。
「まだかな」「そろそろかな」そんな気持ちで迎える毎日は、
期待と不安が入り混じるような、ちょっと特別な時間かもしれません。
でも、赤ちゃんはちゃんと**“その子らしいタイミング”を選ぼうとしている**ところ。
予定日を過ぎたとしても、それはただの“数字の目安”──
ママと赤ちゃんのペースで進んでいる証拠です◎
ここからは、妊娠40週の体の変化や赤ちゃんの様子・出産直前の過ごし方について、現役助産師の視点からご紹介していきます!
妊娠40週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠40週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠40週目は 妊娠10ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠40週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
妊娠40週の健診では、赤ちゃんが元気に過ごせているか、そして「このまま自然にお産を待つか」「分娩をすすめていくか」の判断材料となるチェックが行われます。
ここでは、エコーで見ている主なポイントをご紹介します!
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの体重や大きさの最終チェック
赤ちゃんの体重はおよそ3.2〜3.6kgほどが目安。
出産時の負担を考慮して、成長が急激すぎないか、ママの体とのバランスが取れているかをしっかり確認します。
- 心拍や血流の状態をていねいに見る
赤ちゃんがストレスなく過ごせているか、心拍の強さ・リズム、へその緒や全身の血流の流れを見守ります。
少しずつ羊水量が減ってきていても、心拍が安定していれば問題ないことが多いです◎
- 胎盤の成熟度・働きをチェックする
胎盤がしっかり機能しているか、酸素と栄養が十分に届けられているかを確認します。
胎盤のグレード(成熟度)が高くなっていたとしても、赤ちゃんが元気なら経過観察でOKなことも多いです。
- 羊水量と濁りの有無
この時期は羊水がやや少なくなってくることも自然な変化です。
ただし、極端な減少や濁りが見られるときは、分娩を進めるかどうかの判断材料になることも。
- へその緒(臍帯)の状態を確認する
へその緒の巻きつき・血流のスムーズさなどをていねいに確認します。
巻きつきがあっても血流が問題なければ、多くはそのまま経過を見ていきます◎
- 赤ちゃんの頭の位置や下がり具合をチェック
赤ちゃんが**骨盤の中にしっかり下がってきているか(固定されているか)**を確認します。
これは、お産の進み具合や子宮口の開き具合とあわせて、出産が近づいているかどうかを予測するヒントになります。

みなみ
エコーで見える赤ちゃんの姿は、これまでよりもずっしりとして落ち着いた印象かもしれません。
「まだお腹にいるんだね」「よくここまで育ってくれたね」と、
赤ちゃんとのつながりを、より深く感じられる時間になっていきます**
妊娠40週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠40週目によく起こる症状 /
胸の張り 頻尿 めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ 動悸 息苦しい 胸焼け 静脈瘤 こむら返り
妊娠40週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
ここからは、妊娠40週の赤ちゃんの成長や、エコーで見えてくる姿についてご紹介します。
この頃の赤ちゃんは、すでに“生まれる準備”がすべて整った状態◎
でも、まだお腹の中でぬくぬくと過ごしている子もたくさんいます**
- 体重は約3.2〜3.6kg。しっかりとした新生児の姿に
皮下脂肪がしっかりついて、ふっくらとした体つきやほっぺの丸みもさらに増してきます。
エコーで見ると、お顔や指の形、動きのひとつひとつがよりくっきりと見えることもありますよ♡
- 肺の機能はすでに完成。呼吸の準備もOK
サーファクタントの分泌も安定し、生まれた瞬間から自力でしっかり呼吸できる状態になっています。
もう、「あとはいつ出てくるかだけ」の時期です◎
- 皮膚はなめらかで、胎脂はほとんど見られなくなる
赤ちゃんの肌は、赤みやしわが取れて、つやっとした新生児らしいお肌に。
胎脂(たいし)は吸収されてほとんど残らないことも多く、「いよいよだな」という実感も深まります。
- 感覚もほぼ完成。外の刺激にしっかり反応
ママの声、光、音、温度──
外の世界のことを、ちゃんと“感じ取る準備”が整っています。
お腹の外がどんなところなのか、ちょっぴり楽しみにしているのかもしれませんね⭐︎
- 胎動は少し控えめに。でも力強さはそのまま
動けるスペースが限られてきているので、「ググッ」「ドンッ」といった圧を感じるような動きが中心になります。
力強い動きが日に何度かあれば、赤ちゃんは元気に過ごしていますよ◎
- エコーで見える赤ちゃんの姿に、“もうすぐ”の気配がふわっと広がる
お顔を隠したり、指をしゃぶったり、しゃっくりをしたり…
**今までよりも落ち着いた動きが多くなるぶん、「もう出てくる準備ができてるんだな」**と感じるママも多い時期です。

みなみ
赤ちゃんは今、ママのお腹の中で“静かに、確かに”出発のタイミングを待っているところです**
妊娠40週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠40週。
予定日を迎えて、「そろそろかな?」と期待する気持ちと、
「まだかな?」とちょっと焦る気持ちが入り混じる時期かもしれませんね。
でも、出産のタイミングは、赤ちゃんとママだけのペース。
体も心も、ひとつひとつ“その時”に向けてしっかり動いています◎
ここからは妊娠40週に気をつけたいことを紹介していきます!
- 前駆陣痛が本格的な陣痛と似てきて戸惑うことも
お腹の張りや痛みが規則的に近くなったり、少しずつ強まってきたりすることもあります。
「もしかして陣痛?」と思っても、間隔や痛みの変化を見ながら落ち着いて判断していきましょう。
迷ったときは、遠慮せず産院に連絡してOKです◎
- おしるしの色や量にも個人差がある
薄いピンク色・茶色っぽいおりものなどのおしるしは、子宮口が開き始めているサイン。
中には、おしるしがないままお産が始まる方もいますので、絶対的な基準ではないと知っておけると安心です**
- お腹の張り・足のつけ根や恥骨の痛みが続く
赤ちゃんの位置が下がってきて、骨盤の内側や足のつけ根にズーンとした重さや痛みを感じる方も増えてきます。
痛みのある方の脚をかばうようにして歩いたり、横になる時間を増やすのもOK◎
動きすぎず、自分のリズムで過ごしていきましょう。
- 胎動の回数が減ったように感じる日も
赤ちゃんが大きくなり動けるスペースが限られてくるため、動き自体は少なくなることも自然な変化です。
「ちょっと心配かも」と感じたら、遠慮せずに相談してくださいね。
- 「予定日を過ぎたらどうしよう…」と不安になることも
“予定日”はあくまで目安。
数日〜1週間過ぎることは、よくあることです◎
赤ちゃんは、ママと呼吸を合わせながら、タイミングをじっくり見つけてくれています。
「今のままで大丈夫」と、信じて待つ気持ちを持てると、心も落ち着きやすくなります*

みなみ
どんな気持ちも、そのまま抱えていて大丈夫です。
赤ちゃんは、ママのことをちゃんと感じながら、
ぴったりのタイミングで出てくる準備をしています◎
今日も、できることを少しずつ。無理のない過ごし方を大切にしてくださいね。
妊娠40週目にすべきこと

みなみ
妊娠40週。
ここまでに、入院の準備や連絡先の確認など、多くのことをすでに整えてきたママがほとんどだと思います。
だからこそこの時期は、「あとはいつでも大丈夫」と思えるような、最後のチェックと心の整理をしておくのがおすすめです◎
- 連絡先・移動手段・病院への連絡タイミングを再確認
いざというときに慌てないように、産院の電話番号・連絡のタイミング(陣痛・破水時)をあらためて確認しておきましょう!
家族やパートナーと共有しておくと、安心感がぐっと高まります◎
- バッグの置き場所や“当日入れるもの”のリストを再チェック
荷物の中身は準備できていても、当日入れるスマホ・充電器・母子手帳などは玄関まわりや冷蔵庫などにメモを貼っておくと安心です。
自分以外の人が見てもわかる状態にしておくのがおすすめ◎
- バースプランや出産の希望をシンプルに確認
「どんな風に過ごしたいか」「何に不安があるか」など、頭の中を整理しておくだけでも、気持ちが落ち着いてきます◎
提出しない場合でも、メモやスマホに気持ちを残しておくだけで、自分を支える助けになります。
- 今の気持ちを誰かに話しておく
「怖いな」「いつ始まるのかな」そんな気持ちも、口に出すだけで少し軽くなることもあります。
パートナーや家族、助産師さんなど、“受けとめてくれる人”にそっと話してみるのもおすすめです*
- お腹の赤ちゃんに話しかける時間をもつ
「もうすぐ会えるね」「いつでも準備できてるよ」
そんな風に、赤ちゃんに語りかける時間を持つことで、出産に向けた心の準備が自然と整っていきます◎
静かなひとときが、ママ自身の気持ちもほぐしてくれるかもしれませんね。

みなみ
大きなことを“まだやれてない”と感じても大丈夫。
「自分の気持ちを少し整えること」も、すてきな準備のひとつです。
お産のときに、「あのときちゃんと考えてたな」と思えるだけで、心が落ち着く瞬間がきっときますよ*
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