\ 妊娠41週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠41週。
予定日を過ぎても、赤ちゃんがまだお腹にいてくれる──
そんな毎日は、少し不安になったり、焦ったりすることもあるかもしれませんね。
でも、大丈夫◎
「予定日=必ず生まれる日」ではないこと、そして赤ちゃんが“いちばん安心できるタイミング”を選んでくれているということを、今あらためて思い出してもらえたらうれしいです*
「今日も赤ちゃんと一緒に過ごせた」
そんなふうに、“ここにいてくれる”時間も大切に感じられるような日々になりますように*
ここからは、妊娠41週の赤ちゃんの様子や体の変化、過ごし方や準備などについて、現役助産師の視点からお伝えしていきますね⭐︎
妊娠41週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠41週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠41週目は 妊娠11ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊娠11ヶ月 | 41週〜 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠満期(41週以降) | 3〜4日に1回 |
妊娠41週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
腹部エコー

みなみ
妊娠41週の健診では、赤ちゃんの元気さと、ママの体が無理なく過ごせているかをしっかり見守ります。
必要に応じて、分娩のタイミングや方法についての相談も始まる頃です。
ここでは、エコーで確認される主なポイントをご紹介しますね**
\ 腹部エコーで何を見てる? /
- 赤ちゃんの体重・成長バランスの最終チェック
体重はおよそ3.2〜3.6kg前後になることが多い時期。
赤ちゃんが大きくなりすぎていないか、出産に支障のないサイズかを見ていきます。
また、推定体重に急な変化がないかもあわせて確認されます◎
- 心拍や血流の状態をていねいに確認
赤ちゃんの心拍数やリズム、へその緒や臓器まわりの血流などから、子宮内でストレスなく過ごせているかどうかを確認します。
赤ちゃんの元気さを見守るためのもっとも大切なチェックのひとつです◎
- 胎盤の働きや成熟度をチェックする
41週では、胎盤が“そろそろ寿命”に近づいてくる時期でもあります。
酸素や栄養をしっかり届けられているか、胎盤の厚みや質感・位置などを細かく見て、このままお腹の中で様子を見るか、お産を進めるかの判断材料になります。
- 羊水量・濁り・性状のチェック
羊水はやや少なくなってくることが自然な流れではありますが、
極端に少ない・濁っている・血液が混じっているなどの場合には注意が必要です。
状況によっては、分娩誘発や入院のタイミングなどを相談することもあります◎
- へその緒(臍帯)の血流と巻きつきの確認
**巻きつきの有無・その影響の有無(血流が保たれているか)**をしっかり見ていきます。
多くの場合、巻きつきがあっても赤ちゃんが元気であれば問題ありませんが、必要に応じて、分娩方法の相談につながることもあります。
- 赤ちゃんの位置・下がり具合を確認する
赤ちゃんの頭が下がってきているか(=骨盤内固定)、胎位が適切かどうかも大切なチェックポイントです。
お産が自然に始まりそうか、進みやすい姿勢かどうかを判断するヒントにもなります。

みなみ
エコーの画面に映る赤ちゃんの姿は、もうすっかり新生児そのもの。
でもまだ、ママのお腹の中で“自分のタイミング”をしっかり見つけようとしてくれているのかもしれませんね⭐︎
妊娠41週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠41週目によく起こる症状 /
胸の張り 頻尿 めまい 頭痛 便秘 痔 腰痛 むくみ 動悸 息苦しい 胸焼け 静脈瘤 こむら返り
妊娠41週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
妊娠41週。
赤ちゃんはもう、新生児として生まれてくる準備をすべて整えた状態です◎
ここからは、妊娠41週の赤ちゃんの成長や、エコーで見えてくる姿についてご紹介します!
- 体重は約3.2〜3.6kg。しっかりとした“産まれる赤ちゃん”の姿に
皮下脂肪がたっぷりついて、体つきはふっくら、まるく、やわらかい印象に。
エコーでは、鼻や口、ほっぺたの丸みなどもくっきり映ることがあり、
「この子、どんな顔で生まれてくるのかな?」とますます楽しみがふくらむ時期です♡
- 肺の機能は完全に仕上がり、呼吸の準備も整っている
サーファクタントの分泌も安定し、外の世界でしっかり呼吸できる状態です。
いつお産が始まっても大丈夫なように、赤ちゃん自身が“出発のタイミング”を見計らっているともいえます◎
- 皮膚はしっとりやわらかに。胎脂やうぶ毛は少なくなる
胎脂やうぶ毛はほとんど吸収され、赤ちゃんらしいなめらかなお肌になっています。
一部の赤ちゃんでは、手足にうっすらうぶ毛が残っていることもありますが、自然に消えていきます◎
- 感覚はしっかり完成。ママの声や外の音にも反応
光や音、ママの話しかける声に対して、お腹の中でぐっと動いたり反応を見せることも。
すでに“世界とのつながり”を感じ取っているのかもしれませんね⭐︎
- 胎動は控えめながら、はっきりと伝わってくる
動きが少なくなったように感じる方もいるかもしれませんが、
手足を伸ばすような力強い動きや、ぐーっと押すような圧感があれば、しっかり元気に過ごしています◎
- エコーで見える姿に、もう“会える直前”の実感がふくらむ
しゃっくり、指しゃぶり、目や口の小さな動き──
落ち着いた表情やしぐさから、「今か今かと準備してくれているんだな」と感じられることも多い時期です。

みなみ
赤ちゃんは今、ママと一緒にいられるこの“最後の時間”を大切にしているのかもしれません。
お腹の中でのびのび過ごすその姿に、「今この時間も、きっと必要なものなんだ」と
やさしい気持ちで見守れると、安心して待つことができそうですね⭐︎
妊娠41週に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠41週。
予定日を過ぎて、「まだかな」「いつ始まるんだろう」──
そんな気持ちが行ったり来たりする毎日かもしれませんね。
でも、今の揺れやすさも“出産が近づいている証”のひとつ。
赤ちゃんもママも、ちゃんとその日へ向かって歩みを進めていますよ◎
ここからは妊娠41週に気をつけたいことを紹介していきます!
- 前駆陣痛と本陣痛の違いに迷いやすい
不規則な張り・鈍い痛みが増えてきて、「これが陣痛…?」とわからなくなることもあるかもしれません。
痛みの間隔・持続時間・強さの変化を観察しながら、少しでも不安があれば、遠慮なく産院へ連絡して大丈夫です◎
- おしるしが出てからしばらく経ってもお産につながらないことも
おしるしがあったのに変化がない…ということもありますが、子宮口がゆっくり準備を進めている段階ということも多いです。
焦らず、赤ちゃんのタイミングを待ってあげられると安心です**
- お腹の張り・足のつけ根や腰の痛みは強まりやすい
赤ちゃんの位置がグッと下がってくることで、骨盤まわりに痛みや圧迫感が出やすくなります。
体勢を変える・横になる・お風呂で温めるなど、“ラクになれる工夫”をしながら、ゆっくり過ごしていきましょう。
- 胎動が少し落ち着く日もあるけど、しっかり感じられればOK
「最近動きが少ないかも…」と感じる日があっても、ゴロンとした動きやググッと押す感覚が1日数回あるなら心配しすぎなくて大丈夫◎
ただ、気になるときは遠慮なく相談してくださいね。
- 気持ちが焦ったり、落ち込む瞬間が増えることも
「もう生まれてほしいのに」「何も変わらない」──
そう感じる日があっても、それは頑張ってここまで来た証拠。
赤ちゃんはきっと、ママの心の準備にも寄り添ってくれているのかもしれません**

みなみ
予定日を過ぎても、“ふたりのタイミング”で大丈夫◎
ママにできることは、今ある変化をそっと感じながら、
「今日もここまでがんばってきた」自分にやさしい気持ちを向けてあげること。
それだけで、ちゃんと前に進めていますよ◎
妊娠41週目にすべきこと

みなみ
妊娠41週。
もう準備はしっかり整っていて、あとは赤ちゃんのタイミングを待つだけ──
そんな状況の方が多いと思います。
だからこそこの時期は、“もう少し整えておけると安心”なことを、
プレッシャーにならない範囲でチェックしておくのがおすすめです◎
- 連絡先・移動手段・病院への連絡タイミングを再確認
病院への連絡・移動のシミュレーションをもう一度
陣痛・破水などの状況に応じて、いつ・どこに連絡するか、どうやって移動するかを再確認しておくと安心。
夜間や休日に備えて、代替手段や緊急時の相談先も家族と共有しておきましょう◎
- バッグや身のまわりのものの“最終チェック”
入院バッグ・貴重品・母子手帳・スマホや充電器など、「当日必要なものが全部すぐ出せる状態か」を見直してみましょう!
飲み物や衛生用品など、使いかけのものを入れ忘れがちなのでチェックを◎
- 冷蔵庫の中や郵便物など“おうちの中”も軽く整えておく
退院後すぐに必要になりそうなもの(冷凍食品・飲料・赤ちゃんの肌着など)を確認したり、郵便物・ゴミ出し・洗濯など、できる範囲で軽く整えておくと、あとがラクになります◎
- 「生まれたら伝えたい人リスト」をメモしておく
出産後はバタバタしがちなので、家族・友人・職場などに連絡したい相手や順番をリスト化しておくと安心。
メモやスマホの下書きに残しておくと、産後のママ自身もラクになります**
- 赤ちゃんと過ごすイメージをふんわり思い描いておく
「名前、そろそろ決まりそうかな?」「最初にどんなふうに抱っこするんだろう」など、具体的じゃなくても、“会えたあとのこと”を考えてみるのも心の準備になります◎

みなみ
もうやることは十分すぎるほど、頑張ってきました◎
ここからは、“できることを少し整える”くらいの気持ちで大丈夫。
会える日のことをちょっと思い浮かべながら、落ち着いて過ごしていきましょう⭐︎
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