【現役助産師解説】妊娠5週目の妊婦の症状・体の変化・赤ちゃんの成長

妊娠早見表

\ 妊娠5週目のポイントはコチラ /

何ヶ月に相当?妊娠2ヶ月
妊婦健診の頻度赤ちゃんの心拍が確認できたら妊婦健診スタート☆
妊婦健診の内容尿の検査血圧測定
体重測定膣エコー
赤ちゃんの大きさごま粒くらいの大きさ
赤ちゃんの成長・エコーで胎嚢が見え始め、妊娠を実感できるタイミング
・赤ちゃんの本体はまだ小さく、エコーで見えないことも
・胚芽の中で心臓のもとが作られ、拍動の準備が始まっている
・神経系の基盤である神経管の形成が進み、葉酸が重要な時期
体に起こる症状胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘
注意すること・ホルモン変化により、風邪のような体調になることもある
・においや食べ物の好みに変化が出る方も
・子宮の変化による軽い下腹部の違和感が出やすい
・カフェイン・アルコールを控えめに、葉酸を意識しはじめる時期
・感情の波があって当然。がんばらずに受けとめて◎
ToDoリスト・5週後半〜6週で胎嚢確認のための受診がスムーズ
・体温の高温期が続いていれば妊娠の可能性が高い
・葉酸はこの時期の赤ちゃんの神経発達をサポート
・生活習慣は“整える”ではなく“やさしく整えはじめる”でOK
・伝える・伝えないはママの気持ちを大切に◎

\ この記事を書いた人 /

大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師

– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア

みなみをフォローする

妊娠5週。
生理予定日を過ぎて、「あれ?」と気づいた方も増えてくる頃かもしれませんね。

まだ確信が持てなくて、うれしさと不安が入り混じる日々──
「妊娠かも…?」という気持ちと、「本当に大丈夫かな」という気持ちが、行ったり来たり。

でもそれは、赤ちゃんの存在をちゃんと受け止めようとしている証拠◎
この時期に感じやすい体のサインや、赤ちゃんの変化を知っておくだけでも、
少しずつ気持ちが落ち着いてくるかもしれません*

ここからは、妊娠5週の体や心の変化、赤ちゃんの成長について、現役助産師がお伝えしていきます!

妊娠5週目で知っておきたいこと

まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール病院での検査について簡単に整理しておきましょう!

妊娠5週目は何ヶ月?

みなみ
みなみ

妊娠5週目は 妊娠2ヶ月 です!

\ 妊娠週数の見方 /

妊娠月数妊娠週数
妊娠1ヶ月0〜3週
妊娠2ヶ月4〜7週
妊娠3ヶ月8〜11週
妊娠4ヶ月12〜15週
妊娠5ヶ月16〜19週
妊娠6ヶ月20〜23週
妊娠7ヶ月24〜27週
妊娠8ヶ月28〜31週
妊娠9ヶ月32〜35週
妊娠10ヶ月36〜40週

妊婦健診の頻度

妊婦健診は次のような頻度で行われます!

\ 妊婦健診の頻度 /

妊娠初期(〜23週頃)4週間に1回
妊娠中期(24〜35週頃)2週間に1回
妊娠後期(36週以降)1週間に1回

妊娠5週に行う検査

\ 妊婦健診の頻度 /

検査内容検査をする目的正常値
尿の検査尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるためどちらも陰性
血圧測定血圧の変動を確認するため140/90mmHg未満
体重測定体重の推移を記録するため週に300〜500g

膣エコー

みなみ
みなみ

妊娠5週は、赤ちゃんの存在を「目で見る」第一歩となる週。
この時期の膣部(経腟)エコーでは、妊娠のごく初期のサインが、
ほんの少しずつ“かたち”になって見えてくる頃です!

\ 膣エコーで確認すること /

  • 胎嚢(たいのう)が見えはじめる時期
    胎嚢とは、赤ちゃんを包む袋のようなもので、妊娠初期に一番はじめに見える構造です。
    妊娠5週頃になると、膣部エコーで直径5〜10mmほどの小さな黒い丸(=胎嚢)が見えることがあります。
    胎嚢が子宮内に確認できることで、「子宮内妊娠」かどうかがわかる大切なステップです◎
  • 子宮外妊娠ではないことを確認する時期でもある
    万が一、受精卵が卵管などに着床してしまっていると、胎嚢は子宮内に見えません。
    この週数では、子宮内に胎嚢が確認できるかどうかを通して、子宮外妊娠の可能性を除外できるかを確認します。
    (もしまだ見えなくても、5週前半であれば経過観察になることもあります◎)
  • 子宮の状態・内膜の厚みも引き続きチェック
    胎嚢の有無に加えて、子宮内膜の状態が妊娠にふさわしい厚さかどうかも見ていきます。
    ふかふかの内膜が保たれていれば、赤ちゃんが安心して育っていける環境が整っている証拠です*
みなみ
みなみ

この週のエコーは、「赤ちゃんは本当にここにいるんだ」と実感しはじめる、
とても特別な時間になります◎

黒い小さな丸が見えた瞬間の、じんわりあたたかい気持ち──
それはもう、ふたりで歩き始めた証です*

妊娠5週目のママの症状

みなみ
みなみ

今感じている症状は、ありますか?

\ 妊娠5週目によく起こる症状 /
胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘

妊娠5週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
みなみ

妊娠5週は、赤ちゃんの“姿”が、
ほんの少しずつ「かたち」として見えはじめる週。

まだ数ミリの小さな命ですが、その中で、驚くほど多くの変化と成長が始まっています

\ 妊娠5週の赤ちゃんの成長 /

  • 胎嚢(たいのう)が確認されるようになる
    この時期にエコーで見えるようになる黒い丸い影──それが「胎嚢」です。
    赤ちゃんそのものではありませんが、胎嚢が子宮内にあることで、
    「赤ちゃんがここにいるよ」というサインが、はじめて“見える”ようになります◎
  • 赤ちゃんはまだ胎嚢の中に“隠れている”状態
    胎嚢の中には、将来的に胎芽(たいが)という赤ちゃんのもとになる存在が現れてきますが、5週ではまだ確認できないことも多いです。
    見えなくても、胎嚢がある=その中で確実に成長が始まっているということ◎
  • 細胞分裂がどんどん進み、“心臓”の原型もでき始める頃
    この週の赤ちゃんは、まだ1〜2mmほどの「胚芽(はいが)」という状態。
    その中で、なんとすでに心臓の原型(心管)が作られはじめ、少しずつ拍動の準備も始まっています。
    目には見えないけれど、赤ちゃんはもう“生きようとしている”その力を動かし始めているんです◎
  • 神経管(脳や脊髄のもと)も形成されはじめる大切な時期
    この時期は、脳や神経系の基盤となる“神経管”が形成される大事なタイミング
    妊娠初期に必要とされる葉酸が、この発達をサポートしてくれるとされています◎
みなみ
みなみ

まだ見えなくても、赤ちゃんの中ではとても大きな出来事が進んでいます。
たった数ミリの中に、“心臓・脳・背骨”のもとが生まれてきているなんて、
本当にすごいですよね…**

妊娠5週目に気をつけること・過ごし方

みなみ
みなみ

妊娠5週は、「あれ?生理が来ないな…」と気づいたり、
妊娠検査薬で陽性が出たり──
「妊娠したかもしれない」という実感が、少しずつ現実味を帯びてくる頃です*

\ 妊娠5週に気をつけること /

  • 眠気・だるさ・微熱などの“なんとなく不調”が出やすい
    ホルモンの影響で、熱っぽさや疲れやすさ、気分の落ち込みなどを感じることがあります。
    まるで風邪のような体調変化に戸惑うかもしれませんが、それも赤ちゃんが来てくれたサイン◎
    無理せず、できるだけ早めに休む・予定を詰めすぎないようにしてみてくださいね。
  • つわりのような症状が出始める方も
  • 早い方だと、においに敏感になる・食欲がなくなる・むかむかするなど、軽いつわりのような症状が出てくることも。
    個人差が大きい時期なので、「症状がない=問題がある」ではないので安心してください◎
  • お腹や腰の重たさ・チクチク感が出ることもある
    子宮が妊娠に向けて変化していく中で、下腹部に違和感を覚えることもあります。
    生理前のようなチクチク・ズーンとした重たさは、よくあるマイナートラブルのひとつ
    出血や強い痛みがなければ、様子を見てOKです*
  • 食事や生活リズムを“妊娠を意識したもの”に切り替える時期この頃から、葉酸をしっかりとる・カフェインやアルコールは控えめにといった意識ができると安心です◎
    でも、「ちゃんとやらなきゃ!」と気負いすぎなくて大丈夫。
    “気にかけてみる”だけでも、じゅうぶん赤ちゃんへの想いは届いています♡
  • 気持ちが不安定になるのは自然なこと
    「うれしいけど不安」「ちゃんと育ってるかな…」と、気持ちが揺れるのは当たり前。
    この時期はホルモンの影響もあるので、自分を責めずに、ひと呼吸おいてみてくださいね。
    そんな気持ちも、“ママになっていく”変化のひとつです◎
みなみ
みなみ

まだ見えないことばかりの時期だけど、
ママの体と心は、ちゃんと赤ちゃんとつながって動きはじめています。

何かを完璧にしようとしなくて大丈夫。
「今日はちょっとしんどいかも」そんな気持ちに、そっと寄り添ってあげることがいちばんの過ごし方です*

妊娠5週目にすべきこと

みなみ
みなみ

妊娠が「もしかして」から「たぶんそうかも」に変わってくるこの週。
まだ確定していなくても、少しずつ「ママとして意識する」気持ちが芽生えてくる時期ですよね*

ここでは、妊娠初期に始められる“すべきこと”をご紹介します◎

\ 妊娠5週にすべきこと /

  • 妊娠検査薬で陽性が出たら、産婦人科の受診を考え始める
    検査薬で陽性が出たら、1〜2週間後を目安に受診を予約してみましょう。
    5週の終わり〜6週頃には、胎嚢が確認できる可能性が高まるため、早すぎず・遅すぎずのタイミングで、初診の目安になります◎
  • 基礎体温を測っている人は、体温の変化にも注目を
    妊娠していると、高温期が続く状態がキープされます。
    もし体温が急に下がった場合など、不安があれば産院に相談してみてくださいね。
    ※体温は変動が大きいので、あくまで“目安”としてとらえて大丈夫です◎
  • 葉酸の摂取をスタート or 継続する
    妊娠初期の赤ちゃんは、脳や神経の土台をつくる大事な時期。
    葉酸はこの発達をサポートする大切な栄養素です◎
    サプリで補っても、食事からでもOK。 無理のない形で少しずつ取り入れてみてください*
  • 無理のない範囲で生活リズムを整える意識を持つ
    早寝・早起き、食事のバランス、水分補給…
    全部を一気にやろうとせずに、「今日はお味噌汁飲めたな」くらいの意識でOK。
    赤ちゃんのために、じゃなくて“自分をいたわる”感覚で始めてみてくださいね◎
  • 妊娠のことを誰に、いつ伝えるかを少し考え始めても◎
    パートナーや家族に伝えるタイミングに迷う方も多い時期。
    伝えたい気持ちも、不安でまだ言えない気持ちも、どちらもまるごと正解です◎
    少しずつ気持ちを整理して、「今なら言えるかも」そう思えたときに、で大丈夫です。
みなみ
みなみ

この時期に“整える”ことは、赤ちゃんのためだけじゃなく、ママ自身の安心のためでもあります◎
がんばらなくても、「ちょっとだけ気にかけてみる」ことが、もう十分すぎるほどのスタートです*

妊娠5週目のよくある質問

ここからは、妊娠5週目によくある質問とその答えをまとめたので、気になることがあればチェックしてみてください☆

妊娠初診の時期

くりこ
くりこ

妊娠初診が5週目って、早い?

みなみ
みなみ

早すぎることはないのですが、5週目だと赤ちゃんがまだ小さいのでエコーで胎嚢(赤ちゃんが育つ袋)を確認しにくいこともあります。その場合は、「もう少し成長を待ちましょうね」と、1〜2週間後に再診になることが多いです。6〜7週頃になると、胎嚢や心拍が確認しやすくなり、より安心できるかもしれません。でも、不安な気持ちが強いときや、出血や強い腹痛があるときは、遠慮せずに病院に相談してください*

胎嚢の大きさと流産率

くりこ
くりこ

妊娠5週目の胎嚢の大きさってどれくらい?流産率と関係ある?

みなみ
みなみ

妊娠5週目の胎嚢(赤ちゃんが育つ袋)の大きさは 平均5〜10mm 程度ですが、個人差が大きく、成長のスピードにも違いがあります。妊娠の週数にズレがあることも多いため、「自分の胎嚢が小さいかも…」と心配しすぎなくても大丈夫ですよ*

胎嚢の大きさと流産率に直接の関係はありませんが、医師が「成長がゆっくり」「形がいびつ」と判断した場合は、慎重に経過を見ていくこともあります。ただ、妊娠初期は赤ちゃんの成長に個人差があるので、1〜2週間後の健診でしっかり成長していれば問題ないことがほとんどです。

「ちゃんと育っているかな?」と不安になることもあるかもしれませんが、赤ちゃんはお腹の中で少しずつ頑張っています。焦らず、次の健診を待ちながら、ゆったりと過ごしてくださいね。

妊娠5週目で滞納が見えない確率と化学流産の可能性

くりこ
くりこ

妊娠5週目で胎嚢が見えない確率は?化学流産の可能性がないか不安..

みなみ
みなみ

妊娠5週目で胎嚢がまだ見えないことは珍しくなく、約20〜30%の確率 で確認できないことがあります。排卵や着床のタイミングには個人差があるので、「週数通りに成長しているかな?」と不安になることもあるかもしれません。でも、1〜2週間後の健診で胎嚢が見えることはよくあることなので、焦らず様子を見ていきましょう!
化学流産についても気になるかもしれませんが、これは妊娠検査薬で陽性が出たあと、胎嚢が確認される前に妊娠が継続しなくなる状態のことを指します。妊娠全体の約15〜20%の確率で起こると言われていますが、妊娠の超初期に自然に起こることが多く、特別な原因があるわけではありません。 「もし流産だったらどうしよう…」と考えると、不安になってしまうかもしれませんが、今は赤ちゃんが少しずつ成長していることを信じて、ゆったりと過ごしてくださいね。

次の健診までの時間は、長く感じるかもしれません。でも、赤ちゃんはお腹の中で一生懸命育とうとしています。もし心配なことがあれば、遠慮せず病院に相談してくださいね。

妊娠初期の5週目の体温は下がるか

くりこ
くりこ

妊娠初期の5週目って体温は下がる?

みなみ
みなみ

妊娠5週目は、高温期が続く時期 なので、通常は体温が下がることはあまりありません。妊娠すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響で 基礎体温は高いまま維持される のが一般的です。ただ、個人差があり、一時的に体温が少し下がることもあります。

もし、明らかに体温が低温期並みに下がったり、出血やお腹の痛みを伴ったりする場合は、念のため病院に相談すると安心です。 でも、ちょっとした変動はよくあることなので、必要以上に心配しすぎず、リラックスして過ごしてくださいね。

妊娠初期の5週目に症状なし

くりこ
くりこ

妊娠初期の5週目だけど症状なし。これって大丈夫?

みなみ
みなみ

妊娠5週目は、つわりや眠気、だるさを感じる人もいれば、まったく症状がない人もいます。症状の有無には個人差が大きく、何も感じないからといって、赤ちゃんの成長に問題があるわけではありません。

「本当に妊娠しているのかな?」と不安になることもあるかもしれませんが、妊娠の経過は人それぞれ。つわりが遅れて始まることもあれば、最初からほとんどない人もいます。症状がないことを気にしすぎず、今は赤ちゃんの成長を信じて、ゆったりと過ごしてくださいね。

妊娠5週目のつわり

くりこ
くりこ

まだ妊娠5週目なのにつわりになって辛い..

みなみ
みなみ

つわりは 早い人だと4〜5週頃から始まることもあり、決して珍しいことではありません。でも、「もうこんなにつらいの?」と驚いたり、不安になったりしますよね。

つわりの強さや始まる時期は人それぞれで、早く始まったからといって、何か問題があるわけではないので安心してくださいね。 体調がすぐれないときは、無理をせず、食べられるものを少しずつ口にするだけでも大丈夫。水分補給を意識して、なるべく横になって休みながら過ごしてください。

つわりがひどくて食事や水分がとれないときは、我慢せずに病院に相談しましょう。

妊娠初期の出血

くりこ
くりこ

妊娠初期に出血して心配…

みなみ
みなみ

妊娠初期に少量の出血があることは珍しくなく、着床出血やホルモンバランスの変化が原因で起こることもあります。 特に、生理のような量ではなく、少しだけ出る程度でその後おさまる場合は、様子を見て大丈夫なことが多いです。

ただ、出血の量が多い・鮮血が続く・お腹の痛みを伴う 場合は、念のため病院に相談してください。妊娠初期は不安になりやすい時期ですが、少しでも安心できるように、気になることがあれば無理せず受診しましょう。

妊娠5週目の流産確率

くりこ
くりこ

妊娠5週目の流産確率はどれくらい?

みなみ
みなみ

妊娠初期は流産の可能性が気になる時期ですが、5週目の流産率は約15%程度 といわれています。特にこの時期の流産は 「染色体異常」など、赤ちゃん側の要因によることがほとんど なので、ママの行動が原因ではありません。

「大丈夫かな?」と不安な気持ちになることもあるかもしれませんが、赤ちゃんはお腹の中で少しずつ頑張って成長しています。強いお腹の痛みや鮮血の出血が続く場合は、病院に相談すると安心ですよ。今は無理をせず、ゆったりと過ごしてくださいね。

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