\ 妊娠8週目のポイントはコチラ /
\ この記事を書いた人 /
大学病院.クリニック.母乳育児相談室で1万人以上のママ&赤ちゃんに関わってきた現役助産師
– 資格 –
助産師 / 看護師 / 受胎調節実施指導員
新生児蘇生 / 桶谷式乳房管理 / BSケア
妊娠8週。
赤ちゃんは、まだ小さな体の中で、ぐんぐん“人らしい姿”に近づいている時期。
ママの体調や気持ちにも波が出やすく、
「うれしいけど、正直しんどいな…」と思う日もあるかもしれません。
でもそれは、命を育てているからこその変化。
あなたの体も心も、ちゃんと赤ちゃんの成長と一緒に歩いている証拠なんです◎
ここからは、妊娠8週の赤ちゃんの成長や体の変化、気をつけたいことなどを、現役助産師の視点からお伝えします!
妊娠8週目で知っておきたいこと
まずは、妊娠の基本的な数え方や、妊婦健診のスケジュール、病院での検査について簡単に整理しておきましょう!
妊娠8週目は何ヶ月?

みなみ
妊娠8週目は 妊娠3ヶ月 です!
下の表を参考にしてみてくださいね。
\ 妊娠週数の見方 /
妊娠月数 | 妊娠週数 |
妊娠1ヶ月 | 0〜3週 |
妊娠2ヶ月 | 4〜7週 |
妊娠3ヶ月 | 8〜11週 |
妊娠4ヶ月 | 12〜15週 |
妊娠5ヶ月 | 16〜19週 |
妊娠6ヶ月 | 20〜23週 |
妊娠7ヶ月 | 24〜27週 |
妊娠8ヶ月 | 28〜31週 |
妊娠9ヶ月 | 32〜35週 |
妊娠10ヶ月 | 36〜40週 |
妊婦健診の頻度

みなみ
\ 妊婦健診の頻度 /
妊娠初期(〜23週頃) | 4週間に1回 |
妊娠中期(24〜35週頃) | 2週間に1回 |
妊娠後期(36週以降) | 1週間に1回 |
妊娠8週に行う検査
\ 妊婦健診で行う検査 /
検査内容 | 検査をする目的 | 正常値 |
尿の検査 | 尿中にたんぱくや糖が出ていないかをみるため | どちらも陰性 |
血圧測定 | 血圧の変動を確認するため | 140/90mmHg未満 |
体重測定 | 体重の推移を記録するため | 週に300〜500g |
膣エコー

みなみ
妊娠8週は、赤ちゃんの姿がより“赤ちゃんらしく”見えてくる週。
エコーでは、小さな体の成長や心拍の動きがはっきり確認できることが多く、ママにとっても感動が深まる時間になります**
\ 膣エコーで何を見てる? /
- 胎芽の大きさは15〜20mmほどに
この頃の赤ちゃんは、1.5〜2cmほどのサイズに成長。
膣部エコーでは、手足の“芽”や体の丸みが見えてくることも◎
赤ちゃんの体のラインが少しずつ見えはじめることで、「本当に人が育ってるんだ」という実感も湧きやすくなります。
- 心拍がはっきり確認できる時期
ピコピコと一定のリズムで動く心拍が、エコーでもしっかり確認されるようになります。
「この子の命が、たしかに動いている」──
そんなふうに、“命の音”を目で見るような感覚になる方も多いです♡
- 手足のもとになる部分が見えることも
腕や脚になる「四肢芽(ししが)」と呼ばれるふくらみが、赤ちゃんの体の左右にちょこんと見えてくることがあります。
手を握ったり動かしたりはまだできませんが、「動く準備」が進んでいる証◎
- 子宮内の環境や出血の有無も引き続きチェック
赤ちゃんの確認だけでなく、子宮内に出血がないか、子宮頸部の状態はどうかなど、ママの体の様子もしっかり診てもらえる時期。
不安なことがあれば、遠慮なく医師に聞いてみて大丈夫です*

みなみ
エコー越しに見える小さな手足の芽やピコピコ動く心拍…。
それだけで、赤ちゃんが今日も「生きてるよ」って教えてくれている気がしますよね。
「もうここまで育ってくれたんだ」と、ママの心にも少しずつ、“会える日への気持ち”が芽生えてくる週かもしれません*
妊娠8週目のママの症状

みなみ
\ 妊娠8週目によく起こる症状 /
胸の張り 倦怠感 つわり 頻尿 めまい 頭痛 便秘 痔
妊娠8週目の赤ちゃんの成長・発達(エコーで見えるもの)

みなみ
妊娠8週の赤ちゃんは、大きさが2cmほどに成長し、“胎児”らしい姿が少しずつ見えてくる頃。
まだ小さいけれど、からだの中では重要な器官がぐんぐん作られている大切な時期です*
\ 妊娠8週の赤ちゃんの成長 /
- “胎芽”から“胎児”へと近づいていく週
この週の赤ちゃんは、頭が大きく、体をくるんと丸めたような姿をしています。
まぶた・鼻の穴・耳の形なども、まだ目立たないけれど、しっかり作られ始めています◎
- 心臓は1分間に約150回前後の速さで拍動
赤ちゃんの心拍は、ママの約2倍近いスピード。
エコーで確認できる心拍は、この時期の「生きている証」ともいえる大切なサインです。
「がんばってくれてるんだな」って、思わず声をかけたくなるような成長ですよね*
- 内臓・脳・神経など、基礎が整いはじめる
この時期は、胃・腸・肝臓・腎臓などの内臓がつくられてくる週。
脳も左右に分かれ、神経系の基盤もしっかり形成されていきます。
たった2cmの体の中で、命を支える“しくみ”が組み上がっていくなんて、本当にすごいですよね◎
- 手足の“芽”が少しずつ形になり、動きの準備が進む
まだ短くて“ヒレ”のような見た目ですが、少しずつ骨や筋肉のもとが育ち、将来の動きの土台が作られています。
「いつかこの手でぎゅっとしてくれるのかな」
そんなふうに想像するだけで、愛おしさがふわっと広がる週でもありますね♡

みなみ
エコーで見えるのはまだほんの少しだけど、
その奥では“生きる準備”が毎日少しずつ、確実に進んでいます。
「見た目だけじゃない、ちゃんと命の土台が作られてる」
そんな想像ができると、赤ちゃんとのつながりがまたひとつ深まりますね*
妊娠8週目に気をつけること・過ごし方

みなみ
妊娠8週は、つわりが本格化・ピークに近づいてくる時期。
「朝だけじゃなくて1日中しんどい…」「においで吐き気が出る…」という方も増えてきます。
体の変化に追いつけず、気持ちが沈んだり、涙が出てしまう日もあるかもしれません。
でもそれは、赤ちゃんのために体が一生懸命働いている証拠◎
“できること”より、“できない自分を責めないこと”が大切な週です*
\ 妊娠8週に気をつけること /
- つわりのピークが近づきやすい週
「朝は大丈夫だったのに、夕方から気持ち悪い…」など、時間帯での波も出やすい時期。
食べづわり・吐きづわり・においづわりなど、症状のタイプは人それぞれ。
「同じじゃない=おかしい」ではないので、安心してくださいね◎
- 食べられるもの・飲めるものを、とにかく優先!
ごはん・パン・うどん・果物・アイス・ゼリー…なんでもOK。
“体に入る”ことが大切なので、内容は気にしすぎなくて大丈夫です◎
水分補給が難しいときは、経口補水液やフレーバーウォーターもおすすめです。
少し横になるだけで、気持ちも体も少し軽くなることがありますよ*
- 強い吐き気・脱水症状があるときは、早めに相談を
水分もほとんどとれない・何度も吐いてしまう・体重が急に減る…
そんなときは、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」の可能性もあるため、早めに産院に相談を。
「相談していいのかな…」と迷うことでも、遠慮なく聞いてみてくださいね◎
- 心が不安定になっても、それは自然なこと
泣きたくなったり、急にイライラしたり、落ち込んだり──
それもすべて、妊娠によるホルモンの影響。
「こんな自分ダメだな」じゃなくて、「あ、今ちょっと疲れてるんだな」でOKです◎

みなみ
がんばれない日も、思うようにいかない日も、
赤ちゃんはちゃんとあなたの中で育ってくれています。
ママも赤ちゃんも、今は「がんばる」じゃなくて「守る」時期。
“何もしないこと”も、立派な過ごし方です*
妊娠8週目にすべきこと

みなみ
妊娠8週は、心拍が確認でき、母子手帳を受け取る方も増えてくる時期。
でも体調が不安定な方も多いので、“できるときに少しずつ”が基本です◎
すべきことも、気負わず、軽やかに進めていけたら安心です*
\ 妊娠8週にすべきこと /
- 母子手帳を受け取る(まだの方は準備を)
病院で妊娠の継続が確認されたら、自治体で母子手帳を受け取る手続きを◎
市区町村によっては、オンライン申請や予約制のところもあるので、事前にホームページを確認しておくと安心です。
- 妊婦健診のスケジュールを確認しておく
1回目の妊婦健診を受けたら、次回の予定や健診の間隔もチェックしておくと◎
自治体から配布される補助券の使い方も一緒に案内されることが多いです。
- 体調やつわりの記録を、ざっくりでいいので残しておく
「今日は少しラクだった」「この時間がつらいかも」など、
アプリやメモに残しておくと、次回の健診時に伝えやすくなります◎
変化が見えると、自分のがんばりにも気づけますよ♪
- パートナーや周囲と、体調の共有をしておく
「今日は無理かも」「ちょっとつらい」
そんな一言だけでも、相手に伝えておくと、お互いに無理せず過ごせます。
言葉にして伝えることも、ママにとっての“セルフケア”のひとつ◎
- 無理のない範囲で、赤ちゃんとの記録をスタートしても
体調が落ち着いている時間があれば、日記や写真、おなかの変化を記録してみるのもおすすめ。
特別なことを書かなくても、「今日もなんとか過ごせた」で十分。
のちのち、きっと宝物になります**

みなみ
「すべきこと=完璧にやること」ではなく、
“ママとして、ちょっとずつ育っていく時間” と思ってみてくださいね◎
赤ちゃんと一緒に、“ゆっくり進む”のが、この時期のすごしかたです**
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